拡声器が言ってる 80年代の夢


   世界連邦の大総領は10代のロック歌手 


   病気はなくなって最後の病院が取り壊される

   太陽は永遠 人生は長いバカンスだ


   気分によって他人と体を交換できる


   技術は完成し 人間も利口になるだろう


   だが憎しみの感情がなくなりはしない




   預言者は不機嫌になるだろう




   ねえ 悪く思わないで


   もしも僕の歌に世界の終わりを感じても


   そうなんだ ねえまた会って 


   一緒にコーヒー飲もう


   コーヒーがなけりゃ困るだろうな


   自分が取り戻せない



   明日はみんな寝入るだろう


   だってすべてが物憂いから



   だけど心配ない   僕には見える


   戦後初めて飛んできた鳥が


   鉄条網にとまってる


   平和のシンボルがそこにある



『愛と哀しみのボレロより 

(タイトル・作者不明。挿入歌。シャンソン。)





私は子供の頃から第二次世界大戦を含んだ作品が気になるのですが、この愛と哀しみのボレロはその中でも大作です。


特別主役という人はいなく、色々な人々の人生がリンクしていたりいなかったり。


”戦争”を知る人々の混乱と動揺、愛と哀しみ・・・。




恐らく70年代の映画だったと思うのですが、5年前に見つけた時、DVDは無くVHS2本組みでした。


3時間くらいの長編映画です。


思いの外、感動したのを覚えています。


戦争を知らない私たちは幸せ者だけど、戦争を忘れてしまうのは不幸なことです。

爆笑問題の太田光も似たようなことを言っていたけど、いつの日か、銃や、地雷や、爆弾や、戦車や、戦闘機が博物館でしか見られなくなったらいい。

そんな物が必要なくなるほど、人間の心が進化してくれれば いい。




本当に進歩すべきなのは医学でも化学でもない、人間の心である。


社会学者 鶴見和子


終わり。

     

(加筆修正 14th Sep 2020)