(1)原爆ドーム
3年ほど前から、日本人なら一度はここに来なければならないと思っておりました。
ついに、この地に訪れることが出来たのです。
その建物は、60年前の衝撃のまま、そこに聳え立っています。
世界遺産 「原爆ドーム」です。
雲ひとつ無い快晴の日の空の中に、一種異様な雰囲気のこの建物は、ポーランドの「アウシュヴィッツ強制収容所」と同様に、人類史上初めて使用された核兵器の悲惨さを伝え、全世界に核兵器廃絶と世界平和を訴えるため、1996年「負の遺産」として世界遺産に登録されました。
もとは1914年、チェコの建築家ヤン・レツルの設計により建てられた旧広島県産業奨励館で、
エキゾチックなドームを頂くモダンな建造物として市民の人気を集めていたそうです。
「原爆ドーム」の周りには、たくさんの観光客が群がっておりました。
外国人観光客も多く、この負の遺産が世界中の人々にとって尊いものになっていることを感じました。
「原爆ドーム」から程近いところに「平和記念公園」と「原爆資料館」があります。
ここに訪れた人はみな、社会の授業やテレビなどで何度か目にしたことのある、太平洋戦争の悲惨な爪跡を見ることになるでしょう。
どんなに悲惨でも、一度は見に行くべきであると思います。
人は、感じたことを時が経っても同じ大きさで心に留めておくことが出来ないからです。
毎年毎年、夏になると宮崎駿監督の「ほたるの墓」が放映されます。
私も毎年この映画を観ています。
(2)安芸の広島
一夜明け、今日は広島のもうひとつの世界遺産、安芸の宮島「厳島神社」へやって参りました。

奈良公園のように鹿がたくさん!
宮島は世界遺産であると共に、陸前の「松島」
丹後の「天の橋立」と共に日本三景のひとつに数えられています。
干潮時には鳥居の下まで行くこともできます。
この大鳥居を自分の目で見たときの感動は、他のどの観光名所でも味わうことは出来ないのではないでしょうか。
ロープウェイで山頂に上がると、そこにはまた違った景色が現れました。
瀬戸内海の小さな島々を頂く絶景!
まるで日本画のような世界です。
自然の豊かさといい、歴史ある文化遺産といい、宮島は本当に魅力的なところでした。
広島市内へ戻り、最後に「広島城」へやって参りました。
先日の「名古屋城」に比べるとこじんまりしていて、派手さも無く、迫力には欠けるものの、存在感十分!
私好みのお城じゃないですか。
しかもなんなんですかこの写真写りの良さったら!!
あまり直されていないし、そこがまたいい。
観光中に偶然出会ったこの木。
被爆しながらも、それから60年生き続けています。
まるで、広島そのものを象徴するかのよう。
広島、とっても良かったなあ。
またこよっと!
終わり。
(加筆修正 26th Sep 2020)







