お手伝いの仕方はそのご家庭それぞれだと考えています。


 例えば、私の両親の様に、我が子以上ではないか?と思うくらいはしゃいで、親がダッコ出来ないくらい独り占めしている溺愛を、子どもの私も嬉しくて幸せでありがたくて…とお互いの思いがしっくり来ていれば問題ないのだと思います。


 私は子育てには、並々ならぬ思いや、理想がありました。それを、邪魔する存在が両親。みたいになっていったのが、両親に対する自分の思いに自己嫌悪。

 伝えても伝えても受け入れてくれないからと、適当に上手くやろうと、良いとこだけとる自分のズルさに自己嫌悪。時間が経ち、やってやった感をめいいっぱい出された時の悔しさ。断っても断っても辞めてくれず、行事を知らせなかったときは怒鳴られたのにね。


私たち夫婦の思いを無視して強引な親切を押し付けてきた両親の姿勢、自分たちの思いを伝える努力と勇気と覚悟が足りなかった甘えがあった私たちの姿勢。両方に非がありました。お互いのネジ曲がった依存関係。


 しかし、うかんちのお友達に、地方から平日泊りがけで子育てを手伝ってくれるお母様もいます。娘さんも頼っていて、お母様も楽しんでお手伝いされています。旦那さんもお母様を頼っていて、かなり仕事に打ち込めているそうです。

それは、両者が相談し、模索しながら納得してされている協力体制で、かなり恵まれている良い例だと思います。


 子育ての手が必要な大変な時期はあっという間に過ぎていきます。


 どんなやり方であれ、夫婦で考えて、夫婦で乗り越えて、お手伝いを頼むなら両者で思いを伝えて、大切な命を健やかに育む尊い時間であることを忘れずに、

あっという間の大変な時間をみんなで楽しく過ごせたら最高だなーって思います。


 お互いに話し合うこと。お互いを尊重すること。私の子育ての残念なことは繰り返さない。あの経験や苦しさは学びにして活かしましょう。


 そして、そんな溺愛を受けながら、3人はスクスク育ったので子どもの育つチカラは家庭だけではないからあまり神経質にならなくても大丈夫だよ!と過去の私に言ってあげたいです。