まとめて、グチャグチャに入れて持ち帰ったので、整理しながら記録も撮れました。
子どもたちが喜ぶ顔が見たい一心で4年半で作った壁面装飾です。
壁面装飾以外にも私はたくさんの物を作り、たくさんの教材も作りました。たくさんの職員に使っていただいたけど、借りたことは殆どありませんでした。人が一生懸命作った物を使うことに抵抗があったこと、自分がたくさん作っていたから必要がなかったことが理由です。
大切な時間、大切なお給料、大切な命を削って作った物ばかりです。
持ち帰らないと、備品のように当たり前に使われてしまいます。
仕事中に職場の材料で作った物もかなりありますが、それは、置いてきたし、それに関してはそれで良いと思います。
作らない人が当然のように借りていく姿を見るとチクチクしていました。
たまに、丁寧に声かけてくれ、使った様子を嬉しそうに伝えてくださる方もいました。使ってもらえて良かったと心から思えました。
中には返すことを忘れて、声かけてやっと持ってくる人もいました。本当に失礼な人だとウンザリしました。それでも、ニコニコしてました。小さなことでそんな風に思うのは良くないと思ったからです。
でも、良くないのは私ではなく、人が作った物に感謝出来ずに、仕事の間に合わせのように利用する相手だったと今の私は思います。以前の私も心の奥では思っていたはずです。だからチクチクしていたのです。
使わないなら使っていただこうかな?とは、今回は一ミリも思えませんでした。
ないなら、作ればよいのです。
ないから借りるは、もう、辞めたほうが良いと思います。たくさん自分の時間、お金、パワーをつぎ込んで作り続けてみて、簡単に借りていく人たちを見たらきっと私のチクチクを理解してくださると思います。
そして、作る喜びも。
どうか、そんな喜びをたくさんの方が感じられる職場になりますように。