今朝、起きるとき。

鼻先を
黴くさいような
それでいて涼やかな
不思議な香が掠めました。

これは大好きな香り。
懐かしいおばあちゃんの香。


夢なのか錯覚なのか。
下に降りて、母にその話を告げました。

すると父が。
最近、ふいに焦げたようなにおいを感じると言いました。


何かの前兆かなぁ。
入院中の祖母のことはなんとなく口に出せず。


家に帰ると、母が。


おばあちゃんがね
そろそろかもしれない。
あったかいうちに逢えるのは
たぶん、あと少し。



あぁ。やっぱり。


私は何も信仰していないけど。
なんとなく、そういうことなんでしょう。



最期の時まで。
今まで愛してくれたことに感謝して
手を握っていたい。


悲しい思いも
苦しい思いも
痛い思いも

絶対にさせないよ、おばあちゃん?