AVアイドル ひ◯み:48 | ひとみの 忘れたい記憶と残したい記憶・・・

ひとみの 忘れたい記憶と残したい記憶・・・

 元AV女優仁○ひとみの
 AV女優の頃のお話から引退後、
 そして現在の幸せな日々のお話のブログ。
 ヤクザに拉致られ覚醒剤漬けにされ
 そしてAVの世界へ・・
 現在と過去、行ったり来たりで書いてます。

一発だけ・・・・・そういってまた注射に手をだした、私・・・

でも、一発で終わるわけがなかった・・・・

コンセントカバーの中に隠しておいた薬の量は

おそらく、5gはあっただろう・・・

それだけ残っていれば、一発で終わるわけがない。




ただ、なぜか、お姉MAN先生に対して

ものすごく申し訳ない・・・という気持ちが強かったのか

朝~お姉MAN先生のレッスンが終わる時間までは

絶対に手をつけなかった。

夜、家に帰ってから、一発だけ打って、気を紛らわしていた。




お姉MAN先生は、私に対する態度はいつも通りだった。

でも、私の食事の量が減ったりしてるのを見て

悲しそうにため息をついていた・・・・・・

お姉MAN先生を悲しませちゃいけないって思い

一生懸命ご飯を食べようと頑張るのだが

久しぶりにつけた薬は、思いっきり効いてしまい

なかなか食事が進まなかった・・・・・




そんなある日、D●●●●町で

本番と全く同じ衣装をつけ、曲も全部流し

リハーサルが行われることになった。

その日は、私の他にも、何人かの踊り子さんと、AV嬢が来ていた。

その中に、私がデビューした当時から

同じレーベルということで仲がよかったAV嬢と偶然会った。




『あぁ~仁◯ちゃん!久しぶり♪』

『ねぇねぇ、最近、、やってる???』




彼女と会うと、いつも薬の話だ・・・・

彼女は普段はとっても明るくていい子だったので

ちょこちょこ一緒に遊んだりしていた。

もちろん・・・・薬も一緒につけたことも、何度もあった。




『最近さ、いいのが20g位入ったんだよね~』

『よかったら、10g買わない???ポンプもたんまりつけるから』




その時は、あとで電話する^^ とだけ伝え

リハーサルに出た。

リハーサルが終わったあと、別室に待っている

D●●●●町の社長に呼び出された。




『仁◯さ、仁◯の舞台は、通常じゃ考えられないくらいナシナシなんだよ』

『脱いでも、絶対にあそこは見せないし』

『一番最後の曲までは脱がないんだからさ・・・』

『だから、、、、薬のせいで、舞台に穴だけはあけるなよ!』




私は、大きく一つ頷いた・・・・・

興業の世界は、みんな裏でやくざと繋がっている・・・

だから、薬をやっている人間を目の当たりにするくらい

どってことはなかったみたいだ。

ただ、、、これは仕事なんだという分別だけはつけてくれと・・・・




社長の部屋を出るときに、一言いわれた・・・・




『余計な足がついても困るし、、、、』




結局私はその日の夜

さっきリハーサルで一緒になったAV嬢から、10g買ってしまった・・・・




続く・・・・