生活の中でお茶を飲む機会は多いですよね。

紅茶🫖緑茶🍵コーヒー☕︎好みはありますが、その時々で選ぶと思います。(一緒に食べる物、時間帯でチョイスされていると思います。)

普段何気なく チョイスしているお茶も

歴史や文化を知ると 味わいだけではなく 後ろに広がる景色が変わるのではないでしょうか?


────────────────

ヨーロッパ人は、日本の茶道を真似て

持ち手のないティーボウルからお茶を受け皿に移し(冷ますためでもありました)音を立ててすするようにして飲んでいたようです。


1662年の英国チャールズ二世とポルトガル皇女キャサリンとの結婚する際に

キャサリン妃は、自国から持参した茶道具一式を並べ、東洋風にしつらえたシノワズリールーム(中国趣味)に日本の有田や中国の景徳鎮などの小さな茶碗に緑茶を入れて茶会を開きます。


上質な茶器とともにおいしいお茶と人とのコミュニケーションを愉しみ、英国式紅茶文化のはじまりとなりました。

富裕階級の婦人たちが豪華な部屋でお茶会を開くことで、自分たちの財力や社会的地位を誇示する機会となります。


一杯の紅茶は、生活を豊かにするコミュニケーションツールであり、暮らしを潤す文化でもあるのです。

─────────────────

世界的にも人気の日本の茶道の魅力は、抹茶の味わい 茶室でわびさびを味わう禅の精神性。

千利休が説いた、客人を思って尽くすおもてなしの心があります。


「一期一会」茶道の心得で

茶会を一生に一度だけの機会と捉え、おもてなしに最善を尽くします。

お互いにそのひとときを大事にすることをいいます。

おもてなしでは、季節のお花を飾ったり、香り(お香やアロマ)で演出したり、お客様が心地よく過ごせるようにつとめます。

お客様が、ゆったりとした時間や、美しい器を楽しんでいただけるような心配りをします。


室町時代 日本では、茶道と言うと 男の人の娯楽でした。

女性が茶道をし始めたのは戦後です。


──────────────────



英国では、紅茶をふるまうのは

女主人の仕事でした。

ティーセットを扱えるのは女主人だけで、亭主も使用人も触ることすらできなかったのです。


日本の茶道では客のもてなしに重きを置きますが、英国式ティーパーティーでは女性主導でホストがメインでした。


自分を見てもらうためにゲストを呼び、自分の使いたい茶器を使うい、良い紅茶が手に入ったから

または、新しいドレスを着て 自分に酔いしれるためにパーティーをしました。笑😆

─────────────


同じお茶(緑茶・紅茶)と言っても 味も香りも全く違いますが それだけではなく 茶を楽しむ心も見える景色も違いますね。

しかし、茶を楽しむ心❤️のなかで 優雅な時間を持つと言う事や おもてしをする事は同じなのかも知れませんね。(個人の感想です。💦)


ただだだ 紅茶🫖が美味しいから好き❤️ではなく

紅茶の文化を学ぶ事で 日本の茶道の良さも知り得て より味にも 過ごす時間にも深みが増しますねっ。🥰