日々を暮らす | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

「普通の会社は、hiro君のような人は採用しないよ」

これは、大学を卒業して入社した会社の人事部長に云われた言葉です。

どういう意味だろう?

あの頃は、本当に分らなかった。


この類の言葉は、云った本人に聞き返す事も出来ません。

聞き返す事が、出来る人も居るかも知れないけれど。

私には、聞き返す事も出来ませんでした。

人事部長は

「社長の出身校を落とすわけにもいかないしさ」


追い討ちをかけるように云ったのでした。


今では、人事部長の言葉の意味も何となく分ります。

会社としては、不安になる要素を持ち込みたく無かったのでしょう。

会社の叔母さん達には

「華奢な子が入ってきた! と噂してたのよ」

と云われました。

それから、ムサシにも  「hiroみたいな人がいるんだもの、驚いたよ」

と云われたし・・・・・

新入社員内定者の説明会場に入った瞬間 の事は今でも憶えています。


私に戸惑う人は、たくさんいました。

大学4回生の時、マスオという友達が、同じ下宿に居たけれど・・・・・

部屋を訪ねた時、私と話をしている途中で・・・・・・他の友達に電話する為に下宿の赤電話に行くのです。

あの時は、 なんで? と思ったけれど。

オカマっぽい容姿の私に、戸惑っていたのではないかと、今は思っています。

彼に嫌われているとは、思った事もないです。

私は、彼が大好きだったし・・・

彼にとって  ややこしい存在だった  と云う事でしょう。


容姿も、ややこしい存在だったかもしれないけれど。

その中身は 異端者 でしかなくて・・・・・

今思えば、村八分にされなくて良かったと思います。

・・・・・・・村八分にされていたのを、私が知らなかった可能性も大きいけれど。



何を云いたいのか?
  

と云うと・・・・・・

こういう人間が、日々を暮らしていく事の生きずらさ

という物が、それなりにある。


普通に紛れ込もうとするんだけれど・・・・・・それは、硬く拒絶される。


特別な事態じゃなくて、自分にとっては普通の事なのに・・・・・・

廻りの人達から、拒絶されてしまう。

自分には、何なのか分からないけれど。

廻りの人達は、アイコンタクトで分かるらしい・・・・・・


異端者・・・・・・・・私は、そんな人間の一人です。

今日は、ふっと思いついて

異端者が、日々を暮すと云う事はどういう事か?

を書いてみようかと・・・・・思ったのです。