アキラと暮らす  vol.1 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

「今日は、10時に家を出ようね?」

「ええ、分ったわ」

と云う会話が交わされたのは、9時前でした。

アキラは、バタバタと用意をして・・・・

ふう、ようやく用意が終ったな・・・・・さあ、出かけるか

と10時ちょっと過ぎに、妻のアキラを見ていました。

ところが・・・・・・

「バタン!」

彼女は私の目の前で、バスルームの中に消えたのです。


10時に一緒に外出しようねと、妻と夫が約束して・・・・・

10時を少し過ぎた時間に、シャワーを浴びるために妻がバスルームに入る・・・・・・夫の目の前で


ねえ
アキラ? これは何の冗談?

ねえアキラ? まだ、僕を愛しているよね?


と思った訳ではありません。

ハッキリ云って、私は腹も立ちませんでした。

あまりに、アキラらしかったからです。

ギャーギャーと騒ぐ価値もありません。

こんなのは、アキラにとっては普通の事です。



出かける車の中で、嫌味を少し。

アキラを甘く見ていたよ。まさか、10時過ぎにシャワーを浴びるなんて・・・・・思ってもいなかった。

アキラの返事は・・・・・

そうでしょう?

悪びれる様子は、露ほども感じられません。

アキラと暮らすと云う事は、こう云う事なのです。


アキラと結婚してから、思ったことは

アキラは、無駄と道草で出来ている・・・・・

と云う事。

私が、心の底から感心している事です。

たいした買物でもないのに、1時間以上も・・・・・・・(私は、車の中で待ち草臥れています)

たいした事でもないのに、人の3倍の時間を・・・・・・


はっきり云って、

アキラはトロイ!

しかし、それが何だと云うのでしょうか?

これが、文化というもの・・・・

これが、芸術を理解すると云う事・・・・・


と私は、感心しています。


テキパキと手際良くやったからと云って・・・・・・それが何?


実は、私もトロイ!

だから、アキラの気持ちは良くわかる。

アキラ、人生を楽しんでおくれ・・・・・

と暖かい気持ちで・・・・・・




それでも・・・・

いい加減にせいよ!

と此処だけで云ってもいい?

一回だけだから・・・・・・・