「理屈じゃない!」
あれだけ感じているのに、どうしても積極的になれない。
ア〇ルセ〇クスは無ければ、無いで全然構わない。
僕はディープなキスよりも、舌先を甘噛みするようなキスが好き!
ディープなキスもいいかも知れないけれど、じゃれ合うキスが好き!
お互いの気持ちを、ツンツンと確かめ合うようなキスが好き!
ムサシとア〇ルセ〇クスをすると。
とても気持いいんだけれど、心が体の反応に置いて行かれちゃう感じがする。
「セ〇クスはスポーツじゃない!」
勘違いしている。
ア〇ルセ〇クスの後は、心にポッカリと穴が空いたような状態になってしまう。
「なんで、こんなに虚しいの?」
「もしかして、誰とでもできるんじゃないの?」
ムサシはシュンとセ〇クスする事にも躊躇いが無かった。
あれが、やっぱり尾を引いている。
僕も多分、シュンと出来ると思うけど。ムサシには全然躊躇いが無かった!
理屈じゃない! やっぱりショックだ。
それに、あの晩からの事を考えると・・・・・・「はぁーーー」
「何処に愛があった?」
ちょっと見つけるのに苦労してしまう。
それに、ムサシとア〇ルセ〇クスをする前は、あまり真剣に考えなかったけれど。
僕は子供を持てないの?
持てる訳ないじゃん!
お尻から、子供は生まれないのだから。
やっぱり嫌だ!子供が欲しい。
自分の子供が欲しい。
柔らかい赤ちゃんを、この腕で抱いてみたい。
子供の成長に夢を追いたい。
ハッキリと判った。
「僕はゲイにはなれない。理屈じゃない!」