BL小説(東京編 Ⅱ) 54 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

「理屈じゃない!」


あれだけ感じているのに、どうしても積極的になれない。

ア〇ルセ〇クスは無ければ、無いで全然構わない。


僕はディープなキスよりも、舌先を甘噛みするようなキスが好き!

ディープなキスもいいかも知れないけれど、じゃれ合うキスが好き!

お互いの気持ちを、ツンツンと確かめ合うようなキスが好き!



ムサシとア〇ルセ〇クスをすると。

とても気持いいんだけれど、心が体の反応に置いて行かれちゃう感じがする。


「セ〇クスはスポーツじゃない!」


勘違いしている。

ア〇ルセ〇クスの後は、心にポッカリと穴が空いたような状態になってしまう。


「なんで、こんなに虚しいの?」

「もしかして、誰とでもできるんじゃないの?」




ムサシはシュンとセ〇クスする事にも躊躇いが無かった。

あれが、やっぱり尾を引いている。


僕も多分、シュンと出来ると思うけど。ムサシには全然躊躇いが無かった!

理屈じゃない! やっぱりショックだ。


それに、あの晩からの事を考えると・・・・・・「はぁーーー」


「何処に愛があった?」


ちょっと見つけるのに苦労してしまう。



それに、ムサシとア〇ルセ〇クスをする前は、あまり真剣に考えなかったけれど。

僕は子供を持てないの?

持てる訳ないじゃん!

お尻から、子供は生まれないのだから。


やっぱり嫌だ!子供が欲しい。

自分の子供が欲しい。

柔らかい赤ちゃんを、この腕で抱いてみたい。

子供の成長に夢を追いたい。

ハッキリと判った。


「僕はゲイにはなれない。理屈じゃない!」