エノキダ 2 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。


エノキダと仲良くなってから、色々と気がついたことがあります。

行動パターンが女の子と同じ?

あのころは朝から晩までいっしょにいたのです。


朝食の時に新聞を手に取るのですが、チラシだけ見てニュース面は見ません。

どこの何が安いとか、どこで何それを売ってるとか。

お出かけ先は大体はエノキダが決めます。


ここに行ってみよう。と彼が決めて二人でデパート廻り。

洋服売り場とか、小物屋さんとか。

不思議だったー 「なんでこんな所に興味があるんやろ?」 と本気で思ってました。


だって、それまで不良の友達や丸坊主の男達とばっかり遊んでたんですよ。

エノキダにはそういう意識はまったくありません。

「これも社会勉強や。どれどれ。次は何や?」 興味シンシンでついて行く僕にも問題ありですが。


まるで女の子とデートしているような錯覚に陥ります。

いや、実はもう錯覚じゃないんですよね。

エノキダは、僕の中では女の子だったんだと思います。

僕はフワフワの坊主頭だったし。。。


エノキダがカワイイと言うのは、下宿の中ではすでに暗黙の了解になっていて。。。

姫っぷりを発揮してました。

僕といつもいっしょにいるのもクスクスと笑って見てましたネ。

私は下僕というところでしょうか?


M君が言います。

”エノキダカワイイよなー。いっしょにいると変な気にならない?”

僕はジロッと睨みます。


そう、とっくの昔になっていたのです。