以前六本木のとあるクラブで働いていたRちゃんと久しぶりに会いました。
クラブで働いていた時のこと。
今やっている昼の仕事のこと。
辛かった恋愛のこと。
ホステスと客という関係から、よき友達という関係へ。
そこには、打算や計算というものもすでになく、
お酒を飲みながら、気を使わないゆったりとした時間が流れます。
出会った場が出会った場だけに、
そういう関係になるのは難しいと言われますが、
そういう関係になれたというのは、何かしら縁があって、
お互いがお互いに対して必要な役割があるから、
未だに縁が切れないのかもしれません。
表題の、「蒼氓」とは、名もなき人々といったような意味です。
この「蒼」と「氓」という意味深な漢字を組合わせたこの言葉、
味わい深さがあってとても好きな言葉です。
六本木で生まれた名もない一つの縁は、
世界からみると、とるに足らないとても小さなことですが、
僕にとっては、未来の輝きが楽しみなラフダイヤモンドです。
そんなラフダイヤモンドを探しに、
今日も、蒼氓として夜の街に降り立つのです。