ブログを読んで頂き ありがとうございます。
私の母親は2年前「前頭側頭型認知症」と診断されました。

診断されるまで、沢山色々な事がありました。

まずは 診断されるまでの出来事を 少しずつ 書いていきたいと思います。


「母親について その7」のつづきです

警察署に保護され、一次診察を受ける母親…。
さっきまで、大興奮して暴れていた母親とは、全く違う様子で、なぜか すごく落ち着いていました。

医師の診察も素直に受け、聞かれた事に対しても 答えていました。

医師と母親とのやりとりを私は傍で聞いていて、保護室に入ってからの母親がどんな様子だったのか、だいたい分かり、明らかにおかしいな…と思いました。

保護室に入っていた時の母親…
大興奮状態で、「死にたい」と何度も叫んだり、壁やドアを蹴ったり…異常な行動と言動。
でも、警察の人が
「ここは病院じゃないですよ」と言ったら、
母親が
「な~んだ パニックになっちゃった」
と言って、興奮がおさまったらしい。

❓️❓️❓️

警察署の保護室の中なのに、病院だと思ってたの?

病院じゃないって分かったら 落ち着くの?

ここは警察署の中なのに?

興奮状態の時、「死にたい」と叫んでいたのに、医師からの「今は死にたいと思いますか?」の質問には、落ち着いて「死にたくありません」と母親は答えていました。

一次診察は終了し、この後 近くの精神科の病院に母親は移送され、二次診察を受ける事になりました。

警察署の保護室を出る時、何十人もの警察の人に囲まれながら車に素直に乗った母親。今の状況は 分かっていない様子でした。