砕けた欠片を拾い集め 今を歩み 記憶を辿る
その"カケラ"を君も 見付けて…

隣に並ぶ君の肩は 私より少し高く
そのたった少しの差が 遠く感じた
この距離さえも 縮める事が出来たなら…

帰り道 空は黄金色 君の横顔が輝いていた
俯いていたら そっと延ばされた手
握り返そうとしたくても 出来ずにただ
うろたえていたら 掠われた…

伝わる手の温もりに 高まる鼓動
頬が自然と熱くなる気がした

急に走り出す君 足が縺れるのも気にせずに
駆け出した あの時
今でも思い出す 通り過ぎる景色
君の笑顔と空の黄金が 眩しいほど綺麗で
少し近付けた気がした

息を切らして 野原に寝た夜空は
何故だか いつもより輝いて見えた
それが君のお陰だと 気付くのに時間は 掛からなかった…

見上げた空 光る星 響く笑い声 辺りを変えた
繋がれた手は 離れずに握られたまま
弾む息は まだ調わなかった

近くに感じる荒い息に 膨らむ想い
心が自然と軽くなった気がした…

繋いだ手を強く握り返して 声を張り上げて 想いを伝えたあの瞬間
驚いた表情 今もまだ憶えている
君ね照れ隠しの仕種が月明かりに映えて
もっと好きになった気がした

暗い空に せせらぐ川の音 二人を包んだ…


今では過ぎ去った時間…
遠い記憶 アルバム見ながら思い出す
消えかけた"カケラ"拾って嵌めて
ピースを繋げていく… Ah…

テーブルに置いたアルバムを あなたは見付けて
めくりめくり 思い出し 笑いを漏らして 微笑みを向けてくれる
あの日 あの時が無ければ 今二人で居る事もなくて…
思い切って良かったと 心から思う

あ、と声を上げたあなたは カメラを持って寄り添い シャッターを押した
眩しい光が 瞼に焼き付いて 目を擦れば 再度光るフラッシュ
また一つ 思い出が刻まれた たった今

これから紡がれるだろう このパズル
きっと終わりはないから
何度も何度も記憶作り残して
"カケラ"足して行こう
忘れたら 見て思い出して… Ah…Ah……