小麦と出会った事での変化と、その命を救ってくれた天使ちゃんへ。 | 出不精きもこ☆今日も元気で家にいます。

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とうとう神の領域(猫様のいる暮らし)に手を出しました。ฅ(=✧ω✧=)ฅニャニャーン✧


今日は、真面目に素直にふざけず、ブログ書きます。
ワシなんかのブログで、ワシのような人間が語るべきじゃない事や、
小麦の命を繋いだ出来事を書きます。 


鬱陶しい部分もあると思います。 すみません。でも簡潔に書きます。
どうしても書いておきたい事です。 ┏○ペコ


【さくらねこ】 その存在を初めて知った日は、衝撃と、、
複雑な思いで理解に苦しんだ。

※どうぶつ基金のHPより画像お借りしました。


上海に来て、近所のノラ猫の耳が欠けているのが多かった。
ノラ同士の喧嘩で、、、と思って、切なかったが、
それが自然の動物の世界の出来事だから仕方ないと思っていた。

そして、その後 この耳の意味を知った。
これは、 「去勢・避妊手術済みのしるし」なのだと。
ノラ猫と人間が共存する為の手段であり、誰にでも分かりやすい様に
しるしをつけられているのだと、、そう思うと、人間の身勝手でもないか?と疑問も思った。

でも、深追いはしなかった。 
この時私は、猫に関しての色んな感情に蓋をしていた。

後に、我が家に小麦が来て、、それから色んな猫の記事が目に止まる様になって、
私は自分の愚かさを恥じた。


さくらみみは、人間の愛と希望の印なんです。
TNR活動を個人や団体でされている方が多く、上海でこの活動している方もいるのだろう。

T Trap 捕獲する事。
N Neuter 不妊手術
R Return リターン、猫をもとの場所に戻す事。

この活動をしている方々が先に見ているのは、
色々な ゼロ なのだ。
殺処分ゼロ。 悪質なブリーダーをゼロに。 不幸な事で亡くなる子をゼロに。

はっきり言って、無謀な願いすぎる。
日本では、、1年間に
2万8千頭の犬9万9千頭の猫が行政に殺処分されています(平成25年度)

ほとんどの市町村が、ガスでの処分をしています。
最期に暗くて狭い機械の中で、苦しんで死んでいきます。
先進国である、日本です。 私たち自慢の日本がです。


だけど、その無謀な願いを叶えるために戦っている方がいる。
行政も戦ってる場所も多く、旭川市は犬の殺処分ゼロを達成できていた。


さくらねこも、保護活動も、それに反して殺処分も全て人間の勝手です。
動物愛護を語るのは矛盾だらけで難しい。ベジタリアンの方が語るならまだしも。
だから、これ以上の言葉はこのブログでは避けます。 

牛や豚は食べてよくて、犬や猫を殺しちゃいけない、
それを納得させれる理由なんて、私はまだ分からなくて言えないからだ。


だけど、小麦を迎えた事で私は、
さくらみみの猫を見ると、その子に向けられた人間の愛が見える気がするのだ。
理解に苦しんでた頃と違って、今では希望も持てる。それが人間の勝手だとしても。 
さくらねこの詳しくはコチラも


色んな事を考え、自分と向き合った。

それは小麦が来たからであり、そのきっかけを与えてくれたのは、
今はもう上海にはいない小学生の女の子だ。幼い天使である。


小麦は、古北の黄金城道の歩行街、芝生の上で最期を迎えようとしていた。

ワンちゃんの散歩中だった、その幼い天使が見たのは、
近づかないと生きているか分からない程 小さな小麦が横たわっている姿だ。

天使ちゃんは子どもゆえに、純粋に助けたいと願ったんだと思います。
でもきっと、お母さまは物凄い葛藤した事だと思います。
その時点で上海を出る事が決まっていたご家族、
保護して飼い主を捜す時間もなけりゃ、飼い主が見つかる保証もない。
ご家族に猫アレルギーの方もいたそうだ。


それでも、お母さまは 幼い天使の気持ちを無視しなかったのです。
天使ちゃんは走って近くの動物病院に行き、先生を引っ張って小麦の元に戻って来た。

ちょうど そこに通りかかったのが、後に小麦の保護主となったeyecolicさん。
状況を聞き、小麦に近づいてみると、、悲惨だった と。


力尽きて横たわり、異臭を放って、、蠅まみれ。
泥だらけで顔も見えなかった と。 正直、顔が無い覚悟もした と。


きっと小麦は母親を求めて、見えない目でも這って探したのだろう。


一緒に病院について行くことになり、先生が顔の泥をはがした時に
顔が見えて安心したそうだ。 でも、
「 この子は母乳をほとんど飲んでいない。
  お腹の中も空っぽ。 助からないかもよ。 」 と。 そして、
「 状況から見て、人の手で捨てられたのは間違いないでしょう 」 と。


看護婦さんが、小麦の口を無理やり開け ミルクを入れた時に、
小麦は、声は出ないが ミャーっと泣くしぐさをした。


生きるんだよね!


幼い天使の救いたいという純真な願いと行動で、小麦は命を繋いだのだ。 
きっと、それが無ければ、、もう駄目だっただろう。
小麦は、eyecolicさんが連れ帰る事になった。

少しキレイになった小麦。 ★保護された時のeyecolicさんの記事

5月20日、160gだった手のひらサイズの小麦は、献身的なお世話によって
すくすくと育って行った。小麦を引き取った時に↓この記録を貰った。

どれだけ愛を注がれたか一目瞭然だった。


少しづつ目も開いてきて、もう一人の母親アイリンにも見守られ、


小麦は走り回るほど元気になったのだ。
私は6月1日に小麦に会いに行き家族に迎えたいと伝えた。
会うと決めた時点で、迎えると決めていた。★里親決定eyecolicさんの記事

eyecolicさんが、日本に一時帰国が前々から決まっていたので
小麦は次の日から一時お預かり先に行く事になっていた。
仔猫を育て慣れていた方が、任せて!と、もう一人のママ Lily様宅へ行きました。

本当はその日にでも連れて帰りたかったが、
何の準備もできていない事などから、待つ事に。

 

Lilyママ宅でも、沢山の愛を受け、どんどん成長しました。
御主人様、お休みの日に小麦の為にミルクを買いに走ったりもしてくださったそう!
安心しきって幸せそうに、寝ている!!


目の前のノラ猫やノラ犬に 手を差し伸べる事は、簡単ではないと思う。 
品の無い話をするが、病院に連れて行くのだって無料でも無償でもないし、
飼い主を捜すのだって、保証もない。
手を差し伸べる事も、差し伸べない事も、正解も無ければ、間違いも無い。


そして1人が 救おうと思っても救える数には 限界がある。



幼い天使ちゃん、あなたはきっと そのまま純真な心の持ち主で
慈悲深い素敵な女性へと成長する事でしょう。


そして、いつか知ってしまうでしょう、限界と矛盾と無力感を。
その時、あなたは落ち込んでしまう事があるかもしれない。


だからこそ、その時は 小麦の出来事を思い出してください。


あなたが小麦を見捨てなかったおかげで、
私達夫婦は、今とっても幸せなのです。
ぶっちゃけ離婚寸前だったほどなんですよ ( ≧∇≦)ブハハハハッ 

そして、私の友達のおさきんが 猫をピッっとしか触れなかったのに、
今では自慢げに小麦を抱っこしています。どや顔します。

それから、eyecolicさんとLilyママさんと友達になれました。
我が家にも遊びに来てくれ、小麦を愛しそうにワシャワシャします。

小麦に初めて会いに行った日に、初めて会ったミコ姐さんは、
「 これでこの子が幸せになれる! 」 と、私達夫婦に見えない様に
エレベーターの中で泣いていました。あの涙は忘れません。 
「 私は親戚のおばちゃん気分だから!」とメールをくれ、、、
小麦と親戚なのか 私と親戚なのかは不明ですが、
いつも小麦を誘拐しようとするほど、可愛がってくれます。

おぅどりんさんや、miu2☆さん、虎子さんという猫好き仲間もできて、
猫合コンもしたんですよ!猫同士の合コンじゃなく、人間とのね。
猫はシャーシャー祭りでしたが、人間はキャーキャー祭りでしたよ!

それから、我が家には小麦と会いたい!!とお客様が増え、
このブログを読んでくださってる方の中にも、
小麦を見て幸せな気分になっている人もいると思います。


今、ここに書いただけでも 
数十人の方が幸せな気分を味わったのです。
それって、凄い事なのです。


それは、天使ちゃんが
私たちに与えてくれたものです。



あなたとは、お会いできなかったけど・・
もしもいつか落ち込む事があったら、小麦を思い出してくださいね。
小麦の背景には、沢山の笑顔が出来ています。


ありがとう。 本当にありがとう。
あなたに恥ずかしくないよう、私は小麦とちゃんと生きます。


こんなに小さく必死で生きてた小麦も、


こんなに大きくなりました!!! 美人でしょ?

そして、ワシが育ててる影響かもしれませんが・・
ご飯食べる時が・・ なんだろう・・


がに股です。。飼い主に似るってヤーツ?


そしてもしも本当に どうしようもない事情じゃなく、
身勝手な理由の人間によって捨てられたのなら、
声を大にして言いたい。


残念だったなっ!!
こんなに美人猫になると思ってなかったろ?
 ( `,_・・´)フンッ


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鬱陶しい部分もあったと思います。 読んでくださりありがとうございます。