医療機関・整骨院などに行って、「年齢のせいですね」と言われたことはありませんか?

無力感に襲われるというか、抗う気にもならなくなる言葉ですよね。

こんな話があります。

右膝痛を抱えた老婦人が、とある医療機関を受診しました。

診察の結果、医師が言ったのは「トシですね。」

その言葉に老婦人、「先生、左膝も同じトシなんだけど。」

まあ、笑い話なんですけど。

確かに高齢になることで生じやすい疾患は沢山あります。

関節や筋・腱(運動器)で言えば変形性関節症や腱板断裂がそれにあたるでしょう。

でも、純粋に年齢のせいなら、その年齢の人全員がその疾患に罹患するはずなのでは?

実は年齢だけが原因ではなく、運動器が傷んでしまうのには、筋力不足や姿勢などの問題が関わっています。

接骨院なら「基礎的状態」、医療機関なら「素因」という概念によるものです。

なってしまったものは「仕方ない」とも言えますが、年齢のせいだけでなく、筋力や姿勢などが遠因であれば、対処のしようもありますよね?

そのような考え方で治療出来る医療機関や接骨院に相談したら、あなたの身体の痛みも改善するかも知れませんね。