泥遊びって必要? | Tokyo sunny days

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東京でオットとカズと3人暮らし。日常のあれこれを思いつくまま
に書いていきます。

ベランダから見えるくらい家から近い場所に、新しく区営の子供の遊び場ができました。そこはどこかのNPOが委託運営しているらしく、少しの遊具のほかに、地面を掘り起こしたままの土の広場があります。手洗い場、足洗い場が整備されていて、子供たちは裸足になってその土の上で遊べるようになっており、水を運び込めば泥んこ遊びもできるようになっています。

カズは汚れる遊びは好きではないのですが、さすがに泥の水たまりが広がっているのを見ると、そそられるものがあるらしく、おそるおそる裸足で入っていってみたのですが、数歩で満足してしまったようでした。あとは足の泥をきれいに流し終えるまで水場から離れず、どちらかというと水場の方が長い時間費やしてしまったような。全身泥だらけになって夢中になって遊んでいる子もいるというのに、まったく・・と思っていたらオットがポツリ。「なんで泥だらけで遊ばないといけないの?」

確かに。子供は外で元気よく泥だらけで遊ばないといけない。と誰が決めたのでしょう。都会っ子で日常生活に土の感触がないために、むしろ親の方が子供を土に触れさせねばならないと焦っているのでは?なんか煽られてない?そういう風に見てみると、整備された住宅街に突然泥の広場があるのも不自然だし、そもそも泥だらけになりながら何かをするのが本来の遊びであって(虫や生き物を探すとか草花をとるとか)、大人がお膳立てした土と泥の中で何をしろというのか。

私も子供の頃は都会っ子だったけど、公園の隅っこでヨモギやつつじの花を摘んですりつぶし、それを水にいれてお薬屋さんごっこをしてたなぁ。夢中になってるとあちこち濡れて自然と泥だらけになったものです。子供だからと言って、わざわざ準備された泥の中に突進していかなくてもいいんじゃないか、と考えさせられました。




カズにせがまれて風船をたくさん膨らましてみたらカワイイ~!