
東京国立博物館で「阿修羅展」が始まりました。かつて奈良に住んでた頃は東大寺、興福寺が生活圏だったので、阿修羅像とはすっかり顔なじみ。懐かしのカレに会いに行こうかな~というような気分でいってきました。
いつもは興福寺の宝物館で、味けないショーケースに佇んでいる阿修羅像ですが、東京では格別の扱いで、一段高い場所に置かれて、絶妙のスポットライトをあてられて、大行列の人々の熱い視線を浴びまくっていました。
カレがどうしてこれほどまでに人を惹きつけるのでしょうか。憂いているような、微笑んでいるような、少年のような、威厳ある神のような。カレが1300歳というのにも驚かされます。1300年間、美しいものへの感覚がちっともぶれていないことを知り、私達は何も変わっていないことに気づかされます。
それにしても日本を代表する美形は、女性じゃなくて「男子」だったのですね~。久々のカレは、慣れない東京進出にちょっと興奮しているようでもあり、あまりに多くの人々にまじまじと眺められて照れているようでもありました。いつもの興福寺に帰るまでは、緊張の毎日だと思いますが、お役目しっかり果たしてね。

上野公園は桜が見ごろ。ここも多くの人だかり。