その中で一番大変そうだなと思うお仕事が、中庭の整備をしている方。小柄な年配のおじさんで、暑い日も寒い日もずっと芝生の草を抜き、落ち葉を集め、熱心に黙々と作業しています。3階の廊下の窓から、こちらに背を向けて一人でひたすら芝を手入れしている姿を見ると、本当に頭の下がる思いだし、時には、ちょっと哀愁すら感じて切なくなるのでした。せめてもう一人同じ仕事を担当する人がいれば、たまには談笑したりして気も紛れるのでは・・と勝手に気を揉んだりしてました。
ところが春になって、あっと思う出来事が。中庭の隅っこに小さな小さなお手製の花壇がいつの間にか出来上がっていて、ぎっしりとチューリップが咲き始めたのでした。これはあのおじさんの仕業に違いなく、ちゃんと寡黙に作業を進める毎日の中にも、こっそりと小さな楽しみを見出していらしたのでした。
おじさんの花壇は今が見ごろで、学生が写真を撮ったりして見る人を喜ばせています。私もおじさんの粋な計らいを携帯写メでパチリ。
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