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日時:2024年9月22日1600COT kick off
大会名:FIFA U20女子ワールドカップ2024
・コロンビア・決勝
対戦カード:U-20北朝鮮女子代表
対U-20日本女子代表
会場:El Campin Stadium
試合結果:前半1-0
後半0-0
合計1-0
得点者:15分(PRK)チェ・イルソン
(補、チェ・ウンヨン)
警告:90分+12(PRK)ヒャン・ユヨン
ボール保持率:47%対53%(公式記録)*
シュート数:10本対5本(公式記録)
枠内:3本対1本(公式記録)
パス本数:400本対541本(公式記録)
パス成功率:77.8%対81.0%(公式記録)
アタッキングサード侵入回数:64回対34回
(公式記録)
PA侵入回数:20回対3回(手元集計)
1.得点場面(括弧内は好プレー)
ミドルサード右ハーフスペースから
オウ・ソルソンがミドルサード右の
チェ・ウンヨンにパス
→チェ・ウンヨンが右クロスゾーンの
チェ・イルソンにパス
→佐々木がチェ・イルソンをマーク
→チェ・イルソンがドリブルで佐々木の
マークを剥がし、右ポケットに運ぶ
→大山がチェ・イルソンにタックル
→チェ・イルソンが大山のタックルを
かわす
→チェ・イルソンがフリーでシュート
→ゴール左に決まる
(チェ・イルソンのドリブルと好シュート)
2.出場メンバー(括弧内は所属)
⑴PRK
21チェ・ウンギョン
3 ハン・ホンリョン
4 シン・ヒャン
→57分7ジョン・クム
→85分10パク・ミリョン
5 オウ・ソルソン
6 キム・カンミ
9 キム・ソンギョン
13ジョン・リョンジョン
14ファン・ユヨン
15チェ・イルソン
17キム・ソンオク
→90分+7 12チェ・カンリョン
20チェ・ウンヨン
⑵JPN
1 大熊茜(INAC)
2 柏村菜那(ベレーザ)
4 米田博美(セレッソ)
6 佐々木里緒(仙台L)
→76分5林愛花(サンタクララ大)
8 大山愛笑(ア女)
→62分16天野紗(HIF)
10松窪真心(NC)
13土方麻椰(ベレーザ)
14小山史乃観(D.I.F.)
15早間美空(サンフレッチェR)
→37分9笹井一愛(ステラ)
17白垣うの(セレッソ)
19松永未夢(メニーナ)
→76分7角田楓佳(浦女)
3.フォーメーション
⑴PRK
①通常の保持局面:4-4-2
4番 15番
(57分7番
85分10番)
13番 20番
9番 17番
(90分+7 12番)
14番 3番 5番 6番
21番
②ビルドアップ時:3-3-2-2(先発のみ)
4番 15番
13番 20番
14番 9番 17番
3番 5番 6番
21番
③非保持局面:4-2-4(先発のみ)
13番 4番 15番 20番
9番 17番
14番 3番 5番 6番
21番
⑵JPN
①〜76分(通常の保持局面):4-2-3-1
土方
(HT笹井)
早間 松窪 松永
(37分笹井
HT土方)
小山 大山
(62分天野)
佐々木 米田 白垣 柏村
大熊
②〜76分(ビルドアップ時):2-3-4-1(先発
のみ)
土方
早間 小山 松窪 松永
佐々木 大山 柏村
米田 大熊 白垣
③〜76分(非保持局面):4-4-2(先発のみ)
土方 松窪
早間 小山 大山 松永
佐々木 米田 白垣 柏村
大熊
④76分〜FT:3-3-2-2
笹井 松窪
土方 天野
小山 角田 柏村
林 米田 白垣
大熊
4.試合展開等
⑴試合展開
FIFA公式ホームページ 参照
⑵シュート関与数上位3傑
①PRK
1)ジョン・リョンジョン 5
2)チェ・イルソン 4
3)チェ・ウンヨン 4
②JPN
1)松窪 4
2)佐々木 3
3)米田 2
3)土方 2
3)小山 2
⑶キーパス供給元の位置
①PRK
右2 右ハーフスペース0 中央3
左ハーフスペース1 左1
②JPN
右0 右ハーフスペース1 中央1
左ハーフスペース1 左0
⑷得点場面以外の好プレー
①4分(PRK、JPN)
・チェ・イルソンの好トラップとドリブル
・大熊の好セーブ
②18分(PRK、JPN)
・チェ・ウンヨンの右ポケットへの運びと
好クロス
・大熊の好キャッチ
③32分(JPN、PRK)
・大山の好パス
・松窪の好反応
・ハン・ホンリョンの好守備
④35分(PRK)
・チェ・イルソンのポストプレー
・キム・ソンオクの第3の動き
⑤43分(PRK)
・ハン・ホンリョンの好守備
⑥59分(PRK)
・ファン・ユヨンの好プレッシャーと
DFラインを広げる動き
・シン・ヒャンの好パスとこぼれへの反応
・チェ・イルソンの左ポケットをつく動き
⑦61分(PRK、JPN)
・ジョン・クムとチェ・イルソンのワンツー
・大熊の好セーブ
⑧66分(PRK)
・チェ・ウンヨンの好パス
・ジョン・クムの走力
⑨72分(JPN)
・米田の好パス
⑩76分(JPN)
・小山の好パス
⑪82分(JPN)
・松窪の好パスと右ポケットをつく動き
5.勝敗のポイント
⑴PRKの勝因
①ハイプレスによりJPNのビルドアップを封
じたこと
②チェ・イルソンが個の優位性を発揮し、右
サイドの攻撃が機能したこと
③最終ラインの守備が固く、JPNにBox侵入
を許さなかったこと
⑵JPNの好材料
①大熊が安定したセービングを見せたこと
②ボール保持率で下回ったものの、PRKにパ
スワークによるチャンスメイクを許さなかっ
たこと
6.MIP
①選手名
チェ・イルソン
②選出理由
トップでプレー。1ゴールの活躍。巧みな
ドリブルで佐々木や大山をかわすとともに、
シュートをゴール左に決め、大会得点王に
輝いた。
個の技術の発揮により、JPNのDFを圧倒し
た。4分チェ・ウンヨンからのパスを好トラ
ップし、中央に絞った佐々木の裏をつくとと
もに、米田をかわしBoxまで運び、枠内シュ
ートを放った。35分ポストプレーにより、
キム・ソンオクからのパスをジョン・リョン ジョンに落とし、キム・ソンオクのシュート
に繋げた。54分左ポケットをつき、シン
・ヒャンのシュートに繋げた。61分ジョン
・クムとのワンツーで左ポケットに侵入し、
枠内シュートを放った。
7.敢闘賞
①選手名
大熊茜(INAC)
①キム・ソンオク
ボランチでプレー。非保持局面では素早い
寄せから小山をマークし、JPNにビルドアッ
プの形を作らせなかった。33分第3の動きか
らBoxに走り込み、枠内シュートを放った。
に大山をマークし、JPNのビルドアップの出
口を防いだ。31分には枠を捉えるミドルシュ
ートを放った。
③ハン・ホンリョン
左CBでプレー。安定した守備によりJPN
にBox侵入を許さなかった。32分大山から
土方へのパスをブロックした。43分左クロス
ゾーンでパスを受けた小山をマークし、ボー
ルと相手の間に身体を入れることで、ゴール
ラインを割らせた。
④ジョン・クム
57分から出場し、トップでプレー。61分
チェ・イルソンに好パスを出し、シュートを
アシストした。66分走力を活かして、チェ
・ウンギョンのロングパスに追いつき、
ジョン・リョンジョンのシュートをアシスト
した。
⑵JPN
①松窪真心(NC)
トップ下とトップでプレー。チームがなか
なかアタッキングサードまでボールを運べな
いなか、積極的にシュートを放ち、攻撃で孤
軍奮闘した。32分ハン・ホンリョンのブロッ
クのこぼれに反応し、シュートを放った。
82分ハーフウェイライン付近から柏村に好パ
スを出すとともに、右ポケットまで走り込み
小山のシュートをアシストした。