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日時:2024年6月14日2100CEST kick off
大会名:UEFA EURO2024 Germany
グループステージ・第1節
対戦カード:ドイツ代表
対スコットランド代表
会場:Munich Football Arena
試合結果:前半3-0
後半2-1
合計5-1
得点者:10分(GER)ヴィルツ
(補、キミッヒ)
19分(GER)ムシアラ
(補、ハフェルツ)
45分+1(GER)ハフェルツ(PK)
68分(GER)フュルクルク
(補、ギュンドアン)
87分(SCO)O·G
90分+3(GER)E.ジャン
(補、ミュラー)
警告:31分(GER)アンドリッヒ
48分(SCO)ラルストン
62分(GER)ター
退場:44分(SCO)ボーティアス
ボール保持率:68%対32%(公式記録)
シュート数:19本対0本(手元集計)
枠内:13本対0本(手元集計)
パス本数:697本対257本(手元集計)
パス成功率:94%対77%(手元集計)
アタッキングサード侵入回数:92回対24回
(手元集計)
PA侵入回数:24回対2回(手元集計)
1.得点場面(括弧内は各場面の好プレー)
⑴GERの1点目
ミドルサード左からターがミドルサード左
ハーフスペースのクロースにパス
→クロースがPA前右のキミッヒにパス
→ギュンドアン、ムシアラ、ハフェルツが
Boxに走り込む
→ヴィルツがPA前中央にポジションをとる
→SCOの最終ラインが下がる
→キミッヒがフリーでクロス
→PA前中央でヴィルツがフリーでシュート
→左ポストに当たり、ゴール左に決まる
(クロースの好パス
相手最終ラインを押し下げたギュンドアン
ムシアラ、ハフェルツのBoxへの走り込み
ヴィルツの好ポジショニングと好シュート
キミッヒの好クロス)
⑵GERの2点目
ミドルサード左ハーフスペースから
クロースがミドルサード中央の
ギュンドアンにパス
→ギュンドアンがミドルサード右ハーフ
スペースに運ぶ
→ギュンドアンが左ポケットのハフェルツ
にパス
→ハフェルツがフリーでクロス
→PA中央でムシアラが受ける
→ムシアラのシュート
→ゴール左に決まる
(クロースの好パス
ギュンドアンの好パス
ハフェルツの左ポケットをつく動き
ムシアラの好シュート)
⑶GERの3点目
ミドルサード中央からクロースがミドル
サード左ハーフスペースのムシアラにパス
→ムシアラがフリーでPA前中央に運ぶ
→ムシアラがギュンドアンにパス
→ギュンドアンがPA前右ハーフスペースの
キミッヒにパス
→キミッヒがフリーでアーリークロス
→PA中央に走り込んだギュンドアンが
ヘディングシュート
→ガンのセーブ
→ボーティアスがこぼれをクリア
→ボーティアスがギュンドアンを倒す
→右ポケットに走り込んだクロースが
シュート
→マクレガーのブロック
→VARによりボーティアスのファウルと
判定され、PKがGERに与えられる
→ボーティアスが退場処分
→PKをハフェルツが左に蹴り、ガンが右に
飛び、決まる
(クロースの好パスとBoxへの走り込み
ムシアラのドリブル
ギュンドアンの好パスとBoxへの走り込み
キミッヒの好クロス
ガンの好セーブ
ボーティアスの好クリア
マクレガーの好ブロック)
⑷GERの4点目
ディフェンシブサード右ハーフスペース
からリュディガーがディフェンシブサード
中央のクロースにパス
→クロースがディフェンシブサード左
ハーフスペースに運ぶ
→クロースがミドルサード左のミッテル
シュテットにパス
→ミッテルシュテットがムシアラにパス
→ムシアラがPA前左に運ぶ
→ムシアラがPA中央のギュンドアンにパス
→ギュンドアンがフュルクルクにパス
→フュルクルクのシュート
→ゴール右に決まる
(ムシアラの好パス
ギュンドアンの好パス
フュルクルクの好シュート)
⑸SCOの1点目
ミドルサード左でマクリーンがFK獲得
→ロバートソンのFK
→PA中央でフュルクルクのクリア
→右ポケットでマクリーンがヘディングで
前方にパス
→リュディガーのリフレクション
→ボールがゴール左に決まる
(ロバートソンの好キック)
⑹GERの5点目
PA前左ハーフスペースからザネが
左ポケットのミュラーにパス
→ミュラーがPA前中央のE.ジャンにパス
→E.ジャンがフリーでシュート
→ゴール右に決まる
(相手最終ラインを押し下げたミュラーの
左ポケットをつく動きと好パス
E.ジャンの好シュート)
2.出場メンバー(括弧内は所属)
⑴GER
1 マヌエル・ノイアー(FCB)
2 アントニオ・リュディガー(RMA)
4 ヨナタン・ター(B04)
6 ヨシュア・キミッヒ(FCB)
7 カイ・ハフェルツ(ARS)
→63分9ニクラス・フュルクルク(BVB)
8 トニー・クロース(RMA)
→80分25エムレ・ジャン(BVB)
10ジャマル・ムシアラ(FCB)
→74分13トーマス・ミュラー(FCB)
17フロリアン・ヴィルツ(B04)
→63分19リロイ・ザネ(FCB)
18マクシミリアン・ミッテルシュタット
(VFB)
21イルカイ・ギュンドアン(BAR)
23ロベルト・アンドリッヒ(B04)
→HT5バスカル・グロス(BHA)
⑵SCO
1 アンガス・ガン(NOR)
2 アンソニー・ラルストン
(セルティック)
3 アンドリュー・ロバートソン(LIV)
4 スコット・マクトミネイ(MUN)
6 キーラン・ティアニー(RSO)
→77分26スコット・マッケンナ
(コペンハーゲン)
7 ジョン・マッキン(AVL)
→67分23ケニー・マクリーン(NOR)
8 カラム・マクレガー(セルティック)
→67分14ビリー・ギルモア(BHA)
10チェ・アダムス(SOU)
→HT5グラント・ハンリー(NOR)
11ライアン・クリスティー(BOU)
→82分9ローレンス・シャンクランド
(ハーツ)
13ジャック・ヘンドリー
(アル・イテファク)
15ライアン・ボーティアス(WAT)
3.フォーメーション
⑴GER
①通常の保持局面:4-2-3-1
7番
(63分9番)
17番 21番 10番
(63分10番 (63分19番)
74分13番)
8番 23番
(80分 (HT
25番) 5番)
18番 4番 2番 6番
1番
②ビルドアップ時:3-3-3-1(先発のみ)
7番
17番 21番 10番
18番 23番 6番
8番 4番 2番
1番
③非保持局面:4-2-1-3(先発のみ)
17番 7番 10番
21番
8番 23番
18番 4番 2番 6番
1番
⑵SCO
①〜44分(保持局面):3-4-2-1
10番
11番 7番
3番 8番 4番 2番
6番 15番 13番
1番
②〜35分(非保持局面):5-4-1
10番
11番 8番 4番 7番
3番 6番 15番 13番 2番
1番
③35分〜44分(非保持局面):5-3-2
11番 10番
8番 4番 7番
3番 6番 15番 13番 2番
1番
④44分〜HT:4-4-1
10番
11番 7番
8番 4番
3番 6番 13番 2番
1番
⑤HT〜FT(保持局面):3-4-2
11番 7番
(82分 (67分
9番) 23番)
3番 8番 4番 2番
(82分13番)
6番 5番 13番
(77分 (67分 (67分
26番) 14番) 5番)
1番
⑤HT〜FT(非保持局面):5-3-1(後半スター
ト時メンバーのみ)
7番
11番 8番 4番
3番 6番 5番 13番 2番
1番
4.試合展開等
⑴試合展開
UEFA公式ホームページ 参照。
⑵シュート関与数上位3傑
①GER
1)クロース 10
2)ギュンドアン 6
3)キミッヒ 5
3)ミッテルシュテット 5
②SCO
ー
⑶キーパス供給元の位置
①GER
右2 右ハーフスペース2 中央2
左ハーフスペース6 左2
②SCO
ー
⑷得点場面以外の好プレー
①1分(GER、SCO)
・リュディガーの好パス
・ヴィルツの好トラップ
・ガンの好セーブ
②23分(GER)
・ギュンドアンの好パス
・ミッテルシュテットのボールキープと
好クロス
③28分(GER、SCO)
・ハフェルツの好キック
・ガンの好セーブ
④51分(GER、SCO)
・リュディガーの好シュート
・ガンの好セーブ
⑤57分(GER、SCO)
・クロースの好パス
・キミッヒの好シュート
・ハーンリーの好ブロック
⑥58分(GER)
・ムシアラの左ポケットへの運び
・ヴィルツのダイレクトシュート
⑦66分(GER)
・ミッテルシュテットのゴールのわずか上に
外れるシュート
⑧75分(GER、SCO)
・ミュラーの好クロス
・シュルクルクの好トラップ
・ガンの好セーブ
⑸両チームの戦術
①GER
・スタイル:コントロール
・守備開始位置:アタッキングサード
・相手のビルドアップに対する守備方法:
CFと両ワイドが相手3バックをマーク
トップ下が相手ボランチをマーク
両SBが相手両ワイドをマーク
・CKの守備方法:ゾーン+マンマーク
・幅をとる選手:両SB
・攻撃方法:サイド攻撃
・CKキッカー:
(右)クロース
(左)クロース
②SCO
・スタイル:ダイレクト
・守備開始位置:ミドルサード
・相手のビルドアップに対する守備方法:
CFが相手両CBをマーク
両シャドーが相手両SBをマーク
両ワイドが相手両ワイドをマーク
ボランチの1人が相手ボランチをマーク
・CKの守備方法:ゾーン+マンマーク
・幅をとる選手:両ワイド
・攻撃方法:
相手の最終ラインの背後を狙い攻撃
・CKキッカー
(右)ー
(左)ー
5.GERの勝因
①クロースのサイドチェンジのパスが機能
したこと
②ムシアラのドリブルが局面を変えたこと
③ハイプレスが機能し、高いボール保持率を
維持したこと
6.MIP
①選手名
トニー・クロース(RMA)