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日時：2020年11月22日1615CET kick off
大会名：2020/21 ラ・リーガ
・サンタンデール・第10節
対戦カード：Cadiz Club de Futbol
対 Real Sociedad de Futbol
会場：Ramon de Carranza
試合結果：前半0-0
後半0-1
合計0-1
得点者：66分（RSO）イサク
（補、ヤヌザイ）
警告：13分（CAD）グリード
18分（CAD）ファリ
88分（RSO）ゲバラ
シュート数：2本対13本（手元集計）
枠内：0本対5本（手元集計）
ポゼッション率：31.8％対68.1％
（公式記録）
アタッキング・サード侵入回数：43回対73回
（手元集計）
PA侵入回数：2回対26回（手元集計）
1.得点場面
アタッキング・サード右からのサルドゥア
のスローイン
→PA前右からD.シルバがPA前右ハーフ
スペースに運ぶ
→D.シルバが右ニアゾーンのヤヌザイに
パス
→ヤヌザイのクロス
→PA中央でイェンソンに当たる
→こぼれをオヤルサバルがダイレクト
シュート
→レデスマのセーブ
→ゴールラインを割る
→ヤヌザイの右CK
→左ニアゾーンでイサクがヘディングで
フリック
→左クロスゾーンからオヤルサバルの
クロス
→右ニアゾーンでサンチェスのクリア
→クリアボールをヤヌザイが拾う
→ヤヌザイがPA前右ハーフスペースの
D.シルバにパス
→D.シルバが右クロスゾーンに走り込んだ
ヤヌザイにパス
→ヤヌザイのクロス
→PA中央でイサクがフリーでヘディング
シュート
→ゴール右に決まる
2.出場メンバー（括弧内は国籍のFIFAコード）
⑴CAD
1 ヘレミアス・レデスマ（ARG）
2 イェンス・イェンソン（DEN）
→72分10アルベルト・ペレア（ESP）
3 ファリ（ESP）
4 マルコス・マウロ（ARG）
5 ヨン・アンデル・グリード（ESP）
→HT21アルバロ・ヒメネス（ESP）
7 サルビ・サンチェス（ESP）
→72分12ヤン・ボディジェ（FRA）
8 アレックス・フェルナンデス（ESP）
20イサ・カルセレン（ESP）
22パチャ・エスピーノ（URU）
24フィリップ・マルバシッチ（SRB）
→57分14イバン・アレホ（ESP）
25ハイロ・イスキエルド（ESP）
⑵RSO
1 アレックス・レミロ（ESP）
2 オセバ・サルドゥア（ESP）
5 イゴール・スベルディア（ESP）
6 アリツ・エルストンド（ESP）
8 ミケル・メリーノ（ESP）
→85分14ホン・グリディ（ESP）
10ミケル・オヤルサバル（ESP）
→85分22アンデル・バレネチェア（ESP）
11アドナン・ヤヌザイ（BEL）
→74分7ポルトゥ（ESP）
16アンデル・ゲバラ（ESP）
→90分+1 36マルティン・スビメンディ
（ESP）
19アレクサンデル・イサク（SWE）
→74分9ウィリアン・ジョゼ（BRA）
20ナチョ・モンレアル（ESP）
21ダビド・シルバ（ESP）
3.フォーメーション
⑴CAD：4-4-2
8番 24番
（57分25番）
25番 7番
（57分7番 （57分14番）
72分10番）
5番 2番
（HT （72分
21番） 12番）
22番 4番 3番 20番
（57分15番）
1番
⑵RSO
①攻撃時：4-2-3-1
19番
（74分9番）
10番 21番 11番
（85分22番） （74分7番）
8番 16番
（85分 （90分+1
14番） 36番）
20番 5番 6番 2番
1番
②守備時：4-4-2（先発のみ）
21番 19番
10番 8番 16番 11番
20番 5番 6番 2番
1番
4.試合展開等
⑴試合展開
⑵シュート関与数上位3傑
①CAD
1)イェンソン 1
1)ペレア 1
1)A.ヒメネス 1
②RSO
1)D.シルバ 9
2)メリーノ 7
2)オヤルサバル 7
2)ヤヌザイ 7
⑶キーパス供給元の位置
①CAD
右0 右ハーフスペース1 中央0
左ハーフスペース0 左0
②RSO
右2 右ハーフスペース4 中央1
左ハーフスペース1 左3
⑷得点場面以外の注目場面
①RSO：15分（右ニアゾーンを使った攻撃）
ミドル・サード左ハーフスペースから
メリーノがPA前左ハーフスペースの
オヤルサバルにパス
→オヤルサバルがPA前中央のD.シルバに
パス
→D.シルバがフリーで右ニアゾーンの
サルドゥアにパス
→サルドゥアがフリーでシュート
→ゴール右に外れる
②RSO：26分（オフサイドで取り消された
イサクのゴール）
ミドル・サード左からメリーノがミドル
・サード左ハーフスペースのゲバラにパス
→ゲバラがPA前中央のD.シルバにパス
→D.シルバがPA前左ハーフスペースに運ぶ
→D.シルバが左ニアゾーンのモンレアルに
パス
→モンレアルがオヤルサバルにパス
→オヤルサバルのシュート
→FPのブロック
→ボールがゴールラインを割る
→ヤヌザイの左CK
→PA中央でFPのクリア
→PA前中央でゲバラがクリアボールを拾う
→ケバラがPA前右ハーフスペースの
D.シルバにパス
→D.シルバが右クロスゾーンのサルドゥア
にパス
→サルドゥアがPA前右ハーフスペースの
D.シルバにパス
→D.シルバが右ニアゾーンに走り込んだ
サルドゥアにパス
→サルドゥアがD.シルバにパス
→D.シルバのクロス
→PA前左ハーフスペースのメリーノが
PA前中央のゲバラにパス
→ゲバラが左クロスゾーンのヤヌザイに
パス
→ヤヌザイのアーリークロス
→PA中央でイサクのシュート
→ゴール右に決まる
→イサクがオフサイドと判定され、
ノーゴールとなる
③RSO：29分（左サイドからの攻撃）
アタッキング・サード左からのモンレアル
のスローイン
→左クロスゾーンでオヤルサバルが
モンレアルにパス
→モンレアルのクロス
→左ニアゾーンでFPのブロック
→PA前左でオヤルサバルがこぼれを拾う
→オヤルサバルがPA中央のメリーノにパス
→メリーノのシュート
→ゴール左に外れる
④RSO：31分（D.シルバの運び）
ディフェンシブ・サード中央からアリツが
ミドル・サード中央のゲバラにパス
→ゲバラがミドル・サード右のD.シルバに
パス
→D.シルバがPA前右に運ぶ
→D.シルバが右クロスゾーンのヤヌザイに
パス
→ヤヌザイが右ニアゾーンに運ぶ
→ヤヌザイのクロス
→左ニアゾーンでメリーノがフリーで
シュート
→ファリのブロック
→ボールがゴールラインを割る
→ヤヌザイの右ショートコーナー
→右クロスゾーンからD.シルバが右ニア
ゾーンに運ぶ
→D.シルバのアーリークロス
→左ニアゾーンでメリーノのヘディング
シュート
→ゴール左に外れる
⑤RSO：41分（ヤヌザイの運動量）
ディフェンシブ・サード中央からミドル
・サード左ハーフスペースのヤヌザイに
パス
→ヤヌザイがPA前右のサルドゥアにパス
→サルドゥアがヘディングでフリック
→PA前中央でFPのクリア
→クリアボールをメリーノが奪う
→メリーノがPA前左ハーフスペースに走り
込んだヤヌザイにパス
→ヤヌザイがフリーでシュート
→レデスマの正面に飛ぶ
⑥RSO：48分（オフサイドで取り消された
メリーノのゴール）
ミドル・サード中央からゲバラがミドル
・サード右のサルドゥアにパス
→サルドゥアがPA前右のヤヌザイにパス
→ヤヌザイがPA前右ハーフスペースの
D.シルバにパス
→D.シルバがPA前中央に運ぶ
→D.シルバが左ニアゾーンのオヤルサバル
にパス
→オヤルサバルがヘディングでフリック
→PA中央でメリーノがヘディングシュート
→ゴール左に決まる
→オヤルサバルのオフサイドと判定され、
ノーゴールとなる
⑦RSO：53分（ヤヌザイの守備からの攻撃）
PA前右でヤヌザイのボール奪取
→ヤヌザイが右クロスゾーンに運ぶ
→ヤヌザイがPA前右ハーフスペースの
D.シルバにパス
→D.シルバが右クロスゾーンのサルドゥア
にパス
→サルドゥアのクロス
→PA中央でFPのブロック
→右ニアゾーンでヤヌザイがこぼれを拾う
→ヤヌザイのシュート
→ゴール右に外れる
⑧CAD：74分（A.ヒメネスの難しい姿勢から
のシュート）
ミドル・サード中央からイェンソンが
PA前右ハーフスペースのA.ヒメネスにパス
→A.ヒメネスをモンレアルがタックル
→A.ヒメネスが体勢を崩しながら、PA前
中央に運ぶ
→A.ヒメネスのシュート
→ゴール左に外れる
⑨RSO：76 分（ポルトゥの運び）
ディフェンシブ・サード右からの
スベルディアのクリア
→ミドル・サード右でウィリアン.Jが
ミドル・サード右ハーフスペースの
ポルトゥに落とす
→ポルトゥがPA前右ハーフスペースに運ぶ
→ポルトゥがPA前左ハーフスペースの
オヤルサバルにパス
→オヤルサバルのシュート
→レデスマの正面に飛ぶ
⑩CAD：89分（ペレアの好位置からのFK）
PA前左ハーフスペースでペレアがゲバラに
倒され、FKを獲得
→ペレアのFK
→ゴール上に外れる
⑸両チームのゲームプラン
①CAD
・ミドル・サードからプレッシャー開始
・トップの1人が相手CBの1人をマーク
・もう1人のトップが相手ボランチの1人をマ
ーク
・ワイドMFが相手SBをマーク
・ボール奪取後、ダイレクト
・相手最終ラインの背後を狙う
②RSO
・相手陣からプレッシャー開始
・CFとトップ下が相手CBをマーク
・ワイドMFが相手SBをマーク
・ボール奪取後、コントロール
・GKと両CB、ボランチのケバラの4人で攻撃
をビルドアップ。状況によってはケバラが
両CBの間に落ちる
・両SBが高い位置をとり、幅をとる
・保持時はD.シルバはフリーポジション
5.RSOの勝因
①常にパスコースができており、CADのプレ
スが空転したこと
②右ハーフスペースを使った攻撃が機能した
こと
③ネガティブ・トランジションが速く、相手
にディフェンシブ・サードまでボールを運ば
せなかったこと
6.MIP
①選手名
ダビド・シルバ（ESP）
②選出理由
トップ下でプレー。決勝点に絡む活躍。保
持局面ではフリーなポジションをとり、ハー
フスペースにパスやドリブルでボールを運び
チャンスを作った。チーム最多の9本のシュ
ートチャンスに絡んだ。
7.その他の印象に残った選手
⑴CAD
ー
⑵RSO
①アンデル・ゲバラ（ESP）
ボランチでプレー。保持局面ではメリーノ
とは縦関係を構築し、GKや2CBとともに、攻
撃のビルドアップを担当。パスワークの起点
となった。
②ミケル・メリーノ（ESP）
ボランチでプレー。アタッキング・サード
に飛び出し、フィニッシュに絡んだ。前半の
攻撃の中心となり、7本のシュートチャンス
に絡んだ。
③アドナン・ヤヌザイ（BEL）
右ワイドでプレー。セットプレーのプレー
スキッカーを務める。1アシストの活躍。
サルドゥアとともに右サイドの攻撃の中心と
なり、7本のシュートチャンスに絡んだ。
④オセバ・サルドゥア（ESP）
右SBでプレー。右サイドで幅をとり、積極
的な攻撃参加を見せることで、右サイドの攻
撃の中心となった。
⑤ミケル・オヤルサバル（ESP）
左ワイドでプレー。左ハーフスペースに侵
入し、チャンスを作った。7本のシュート
チャンスに絡んだ。