チャンミンが帰ってきたあたりから
なぜかモモに会いたくて仕方ない
あれ？
モモには一生会えないのかな？
チャンミンには会えても
モモちんには会えない
なにこの衝撃的な事実
（↑今更）
････
ショック過ぎる（Ｔ Ｔ）
あー･･
めちゃくちゃ会いたい
↑この前食べた桃の杏仁豆腐❤
（千疋屋さんのめっちゃ美味しい( *´艸｀)）
北川目線
これ、何気に一番書きやすいなぁ～
****************** ep.24
「モモを夏祭りに連れて行った」
そう幸田の口から聞いた時は
ひっくり返るほど驚いた
何を呑気に夏祭りなんか行ってやがる
それもモモを連れてだなんて･･
幸田は好んで祭りなんかに行くような奴じゃない
俺が知る限り
そんな話は聞いたことがない
呆気にとられていると
幸田は目の前の俺の煙草に手を伸ばした
ふだん煙草なんて吸わないくせに
俺の視線に居心地悪そうにフーッっと煙を吐く
「なんだよ、聞かせろよ」
興味本位でそういうと
まんざらでもない顔で幸田は話し始めた
「商店街の小さい祭りだよ
屋台がちょっとあるくらいの･･」
「串カツでも食ったか」
「いや、モモがわたあめ食べてみたいって言うから」
「わたあめ！？」
幸田が頷く
本当にこいつ、どうしちまったんだ？？
今までの幸田だったらありえないようなことが、起きている
わたあめを買う幸田なんて･･
想像したくもない
「モモはなんて？」
「これ甘いね･･とか散々言ってたくせに
次の日には全部食ってた」
おまえ･･
今の自分の顔分かってんのか？
こんな優し気に笑う幸田を初めて見た
正直、最近幸田からモモの話を聞く度に
よく分からない苛立ちを覚える
俺が見たことのない顔
俺には見せない顔
それをあいつには見せるのか・・
「金魚すくいもやったんだ」
そう言って
思い出すように遠い目をしている
「モモ意外と不器用なんだよ
全然すくえなくてさ、網が破れて終わった」
「それは楽しそうだな」
心にもないことを言う
そんな俺の気も知らずに幸田が楽しそうに話し続けるから
俺も黙ってついていく
あぁ俺、何やってんだ･･
おまえがモモに惚れてるのは十分分かったよ
自分では気付いてないんだろうけどな
おまえが変わっていくことが
なんだか無性に腹が立つ
俺の知ってる幸田じゃなくなっていくのが
俺は嫌なんだよ
おまえの
執着心を持たない一匹狼なところが俺は好きなんだ
モモなんかに･･
なに腑抜けになってんだ
「提灯の明かりが好きだって言うから
今度部屋に置こうかって」
･･･バカか
酔いが回って
にやけた顔が締まらない幸田をこの部屋から追い出したら
飲み直してさっさと寝よう
そう決めて
グラスの酒を一気に飲み干した
******************
ほみ♡ラブラブサジン上がってるから
そっちの妄想しようと思ったのにｗ(*^^*)
