黄金を抱いて翔べ「モモ×幸田」episode.6 恋心 | 東方神起~ちゃみ萌えブログ~

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ほみんをいろんな角度から妄想してるブログ。
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みんなで楽しい気持ちを共有した~い(*^^*)



一人、黄金ブームでごめんなさい(笑)


前記事に励ましのコメント、メッセージ頂きまして
ありがとうございます<(_ _)>


会ったこともない私に
ほんとに心のこもったメッセージを送って下さる
㌧ペンさんって、優しすぎ・・・(T T)

ここでなんの苦もなく当選してたら、気付けなかったことに気付けたかも。

ツアーでもしお会いできる機会があれば、お会いしたいです(^^)


ほんとにありがとうございます


そうそう立ち直れるものじゃないけど、
しばらくマニアックな「黄金」が続くかも?だけど

昨日より少~し上がりました。


仕事中に頂いたメッセ思い出して、めっちゃ泣けて
めっちゃ困りました(笑)



ここから先は、興味のある方のみどうぞ~

 



 

ちなみにこのモモ子さんのアパート。

 




間取りを調べた方がいらっしゃるんですが
(「黄金」に思い入れのある素敵なブロガー様です


このアパート・・
お風呂がないそうで!!

じゃあ、どこでお風呂入ってたの?


そんなの・・決まってるしー( ´艸`)




萌える・・

めっちゃ
萌えるんですけどぉー!!



ということで、妄想してみましたwww

幸田目線です。。


気が向いた方は、どうぞ~








 

****************************************************ep.6



夜中に遠慮がちにドアをたたく音がした

・・モモだ

風呂上がりの体にタオルを巻き
濡れた髪を拭きながらドアを開けた

モモの目が一瞬大きく見開いた

その場でなぜか躊躇するモモの手首をつかんで部屋へ引き入れる


「どうした、こんな時間にめずらしいな」

モモは黙ったままだ


「なんだよ、モモ・・言えよ」

「・・・・・・なかった」

「何が?」

「・・・アパートに・・・お風呂がなかった」

「はぁ?」
思わず間の抜けた声が出た


モモが言っているのは今日引っ越したアパートのことだ
タレこみ屋がいることに気付いて、オレが北川に急遽探してもらった部屋だ

どうやら北川も、風呂がないことは見落としたらしい
オレが無理言って頼んだから・・文句は言えない

モモは
オレの顔色を窺うような表情で突っ立っている


「まさか今頃気付いたのか」

「・・夜中に入ろうと思ったら・・・どこにもなくってさ」

思わず腹を抱えて笑った
普段は隙がないくせに、モモ・・変なとこで抜けてるんだよな・・

「そんな・・笑わなくてもいいだろ」
少しムッとした顔をする

「いいよ、明日から銭湯に行くから・・」

「その格好で、男湯入んのかよ」

「あ・・そうか」
そう言ってモモ子は、着慣れた自分のスカート姿をまじまじと見つめた

「オレと北川のミスだ、そこまで気が回らなくて悪かったな・・」
そう言うとモモはふっと笑顔をみせた

ねぇ、幸田さん

ん?

早く服着なよ

なんだよ?別にいいだろ
寒くないし

そういうんじゃなくて・・

そう言って、また目をそらす

「いいから、風呂入ってこいよ」

「あぁ・・」

「タオルはいつものとこ、適当に使えよ」

「OK」

そう言ってモモは浴室へ向かって行った

服を着てごろんと横になると
いつのまにかうとうとしていた


「・・幸田さん」
風呂場からモモの声

「そこのバッグ、こっちに投げて」

眠い目をこすりながら、起き上がり
モモの持ってきた相変わらずよれよれのバッグに目をやると
着替えらしき服がのぞいて見えた

「なんだよ、これくらい取りにくればいいだろ」

そう言いながらも、バッグを掴んで近くまで行くと
少しだけドアを開いて待つモモの姿

濡れた髪から水滴が滴って
その隙間からのぞくモモの潤んだ目に思わず息を飲んだ


お互い、好意をもっているのは分かる・・


ぬくもりが心地よくて
モモの背中に寄り添って寝たり、そっと腕を回したりすることはあったが
それ以上のことはない


モモが伸ばした手を
思いきり掴んで引きずり出す

「幸田さん?」

そのまま腕の中にモモを抱きしめた

髪からボタボタ滴が流れ落ちる

「どうしたの?濡れるよ」

「モモ、仕事に没頭すると飲まず食わずで無頓着になるから・・
ちゃんと生きてるか・・確かめてる」

「生きてるよ
見れば分かるよ」

「モモ、敵が多いし、狙われてるし・・
一人にしておけないな」

「別に・・・平気だよ、一人でも」

「なんだよ、俺が足手まといだとでも言いたそうな顔だな」

「気持ちは嬉しいけど、幸田さんを守るのも大変だな」

そう言ってモモは笑った


最初の印象は
陰があって全く笑うこともなくて暗い奴、だと思っていたが

本来のモモは・・どうやらそうでもないらしい


冗談を言うのも好きで・・

ただ真顔で言うから、慣れないうちは正直それが冗談なのかも分からない


一度笑い出すと止まらないし

いつまでも一人で笑ってるから
「何がそんなにおもしろいんだ?」と聞くと

「・・・・笑いすぎて忘れた・・」と言ってまた笑う

そんなモモの屈託なく笑う顔が好きだ


死んだように生きてた奴が
いつのまにか・・笑えるようになったんだな

いつしか自分も、モモの隣で笑えるようになっていた


そんなことを考えながらモモに目やると
まだ楽しそうに笑っている

モモに・・口では勝てない


その生意気な唇を塞いだ

モモは一瞬驚いた表情を見せただけで抵抗もしない


「モモ・・・」


その後の言葉は飲み込んだ

モモも気付いてるはずだ


「・・きっと同じこと思ってる」

そう言ってモモはふんわり笑った


モモ頬を涙がすっと流れ落ちた・・

「どうした?」

「分からない・・・
オレ、どうしたんだろう・・今まで一度も泣いたことなんかなかったのにな」

モモを強く引き寄せて、そっと髪を撫でた

これまでずっと自分の感情を押し殺して生きてこなければならなかったモモが
今、目の前で感情を解放していることが・・・無性に嬉しかった

ただそれだけで心が満たされた


「モモ・・服着ないとな、風邪ひくぞ」

頬の涙を拭いながら、モモは少し照れたように顔を上げた

「・・幸田さんこそ、そんな濡れてちゃ風邪ひくよ」
そう言って ふふっと笑った

モモは、足元に落ちたバッグを掴むと浴室へ消えていった


今までふつうに目の前で着替えてた奴が・・急になんだよ
モモの行動がおかしくて笑ってしまう・・

部屋に風呂がないモモは、毎日ここへ来るだろうし
誘う理由もいらない

それだけで良かった

 

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これ、
ep.4 あたりとかぶってるかも。。
幸田の逆バージョンだ・・まぁいっか

モモ×幸田大好きー!!




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