さあ、端午の節句にふさわしい

かっこいい上杉謙信の兜をかぶったような蛾に遭遇~

もうびっくりしたのなんのって

かなり大きいこの子は

立ち姿も凛々しいわ

上からも見てみましょう

この迷彩柄、素晴らしいわ

サーチしてみると

蛾の世界のアイドル、雲門雀(ウンモンスズメ)です

幼虫の写真はお借りしました

下差し

幼虫はニレ科のケヤキやアキニレの葉を食します

ケヤキの葉の画像もお借りしました

東京都東村山市に

「志村けんの木」があるのをご存知ですか

東村山市の知名度を上げた功績として

感謝状とともに志村さんを激励する証として

贈られたそうです

志村さんにしばし思いを馳せました

ご冥福をお祈りいたします

さて、ウンモンスズメはこのルックスから

迷彩柄の戦闘機に例えられますが

ワタクシには、季節柄、兜をかぶった戦国武将に見えました

参考(上杉謙信の兜)→こちら

撮影に夢中になっていると

向こうでディーンが草をはむはむ~

どうやら、むかむかするらしく

今日はほとんど食べませんでした

この雲門雀、じっとしている~

どこから見てもかっこよさげですが

胴体はでっぷりとして芋虫時代の名残りがあります

だから、留まっているときは

体が重そうでバランスが悪そうです

このお腹がパンパンなのが♀なのだそうです

参考に♂の写真をお借りしました

下差し

反り返った腹部の形が明らかに違いますね

この体形は飛翔能力が高くなる形状で

鳥にも負けない、驚くほどの速さなのだそうです

やっぱり、例えるなら戦闘機だわ

雀蛾の仲間は、その飛翔能力の高さから

よく動き、ホウジャクやスカシバなどは

ホバーリング飛行ができます

ホウジャクのことも

かつて、ママたん昆虫記で紹介しました

この子は素手でも捕まえられる蛾ですが

ワタクシは蛾のアレルギー反応があるので

ティッシュで捕まえました

だって、留まっていたのが

ワタクシのジーンズの股間だったんですものっ

どうしてこんなところに留まったかというと

公園のアベリアの茂みにくっついて

トンボのようなアブのような変な子ちゃんを

撮影しようとカメラをずっと向けていたのです

だって、この子の目力すごかったんですのよ

こんなところにカモフラージュされていたら

気付くはずもありません

でも、ほんと、うれしい出会いでした

(☚興奮気味っ)

 

では、また、今度。