発達障害(アスペルガー、ADHD、書字障害)の長男(新高校一年)の
大学までの補佐をする事になった母。
おんぶで抱っこの関係性だと、
この後控えてる『キング オブ 学習障害』こと、新小学6年次男の補佐が出来ないので、
計画、行動、検討、軌道修正の一連を長男自身で出来るように早めにインプットしないとね。
で。
まずは、計画立てる為に目標。
とりあえず、第一課題『大学(国立)の専攻を調べて、自分のやりたい研究をしてる講師を幅広めに集めて、資料にまとめて、プレゼンしなさい』
長男「総合の授業でパワポ使ってるから、大丈夫👌」
と、言って、1週間動かずw
安定の『やるやる詐欺』w
母「何度も言うけど、母は、大学受験に詳しくない。
もちろん母も調べるけど、自分で情報を集めて計画立てて、行動する癖をつけないで、
おんぶで抱っこの様な勉強の仕方なら、
情報足らずで、落ちるよ。
『全ての知識を完璧に使いこなす』が出来るか、
『必要な範囲を知って、そこだけしっかり勉強し尽くす』かの2パターンあるけど、
どっちをやるの?!」
長男「全て勉強すれば、いいんでしょ?!」
母「ねぇ。
前回の受験期を思い返して、それが出来ると思う?!
これから、テストの点の取り方を模索するわけだけど、そもそもそれがわかるまで、何年かかるか分からん状況よ?!
最低限の物から勉強して、それ以外の知識は、自分がやりたかったら、勝手にやって。
まず、何を優先しなくてはいけないかを、
知る為に、仮で良いから、目標を出して。
途中でもいいし、出来る所まででもいいから!
あと、予備校の大学別相談会みたいのやってるから、それで、傾向と対策を聞いてくるなら、
3月中がいいからね!」
わかったといいつつ、
2日また、放置。
最後通告。
母「今。この時間でやらないなら、母は、手伝いを放棄します。
必要があって『やって』って言ってるのをやらない人のサポートは出来ません」
長男「わかったやる!」
結局検索ワードなどを一緒に考えながら、
検索。
コピペして、資料作成。
結果。
国立で限定すると、生物学を取り扱ってるのが、東大と京大のみw
福井に新しく出来る恐竜研究所が、どんな感じかは、来年以降調べていくって感じになりました。
マイナー過ぎるからか。
ハードル高い大学しかないww
本人は、京大で虫研究してるところにいきたいそうだ。
まぁ、とりあえず2年頑張ってみて、
そこから方向変えても良いしね。
理系は変わらんだろうから。
次に勉強の仕方をリサーチさせる。
これは、ブレインクリニックに行く電車でやらせる。
色々なサイトを読んだが、高校受験の時、母が口酸っぱく言っていて、全然やろうとしないで不機嫌になっていた指示と同じ内容だったw
例えば『英語は、声を出しながら覚える』
『覚えた事を書いたりアウトプットする』など。
それらを携帯にメモり、完全徹底する。
これを注意した時に、嫌な態度を取ったり、怒り出すなら、一緒に勉強出来ない事を確認。
自分がいいと思うやり方で効果が出ない時は、
やり方を切り替える事。
それも怒らないで。
テスト前とか、近づくと自暴自棄になるのをやめて、淡々と出来る事をしろ。
など、思い当たる事を先に釘刺しておくw
この時点で、4月も頭。
母が仕事のタイミングで予備校の説明会に行かせたが、逆方向の電車に乗ったらしく、達成出来ず。
まぁ、とりあえず、1年続くかを見てからでも、予備校はいいかなー。
でも、どこかで、ちゃんと受験のノウハウある所でお世話にならないとねー。
センターと2次試験を調べて、何の科目を勉強すれば良いかを把握する。
それを高校3年間を線分図にしたものを作って、どの時期になんの勉強をするかをざっくり決める。
余裕を持つことが大事…そもそも、テストの点数を取る方法の模索をしながらなので、
ギリギリの予定を組むと、
勉強を一通り出来ないで終わる。
3年生には、受験科目の基礎と演習を終わらせて、予備校で受験対策に没頭する感じを想定して、
1、2年だ一通り基礎を学べる予定を組む。
それをもとに、高校1年間の年間の線分図も書いて、主にどんな勉強をして、習得するかを決める。
目標はとりあえず出来た。
通らなきゃいけない地図もね。
で、日割りの計画を昨年まで立ててたが、
カリキュラムに追われる事になったのも、日割り目標のせいもあり、
母がいない時、勉強を進められないってのもあって、雪だるま式に宿題が膨大になって、取り返しようも無くなったのね。
自立支援という、スタンスを崩さない為に、
まずは、本人に決めさせる。
母「月の目標に達成出来るなら、まとめてやろうが、毎日やろうが問題ないけど、
日割りの予定表作る?!」
長男「いや!いい!
自分でやってみる!」
3日待ちましたが、何も始まりませんw
おけ!
最後通告w
母「これさ。
1ヶ月経って、やっぱり出来ませんでしたってやっても無駄な時間の使い方なので、1週間待って、月目標の1/4が終わってなかったら、テコ入れするね。
はい。
出来ません。
母「やめるなら、今にうちに言って。
別に母は、大学行かなくても良いと思ってるから!」
長男「いや!やりたい!」
母「じゃあ、今すぐ、やり方変えて!
自分の気分に任せたら、自分はやらないって事がわかったね。
怠けるってのは、みんなある事だから、
それでも良いけど、
それでもそんな自分にやらせようと思うと、
自分で自分の扱いを工夫しないといけないんだよ。
母も、やらなきゃいけない事を先延ばしするけど、どのくらいかかるか正しく把握して、
余裕ある時期に自分のデッドラインを決めて、
それは、睡眠削ってでもやり切るようにしてるよ。
君は睡眠不足に弱いから、そこを加味する必要があるね。
大きな目標だと、どれくらいかかるか把握出来ないから、日割りの予定を作って、
1週間でチェックしようか。
1週間の中で、先にやって、後で休むとか、
どうしようもなく出来ないのを取り戻すとか、
それを基本1週間で調整。
出来ない時は事前に相談するってのはどう?!」
長男「そうする!」
と、日割り目標を作る。
4月はコロナで飛んだ仕事もボチボチあり、
意外と休めたので、
結構、毎日やる事チェックが出来ました。
部屋に篭ると、問題の処理が遅くなるのと、
意識低迷が多くなるので、
ある程度の時間で勉強処理出来る様になるまで、部屋を空けてやる事も、
ベットの上でばかり勉強すると、
座ってるのが辛い筋肉状況に陥る可能性があるので、基本、机で勉強する事なども徹底しました。
なぜ、1ヶ月前には、出来なかったのに、
今出来るねん?!
て言う突っ込みを褒め言葉に、
この調子なら、続けれるかもと、
計画を立てながら、本屋で一番簡単そうな問題集を探し、スタディサプリを契約して、
意気揚々と、準備が整ったと思った次の日。
母が仕事で夕方に帰ったら、
母「今日のやったのどうだった?!」
ベットの上でゴロゴロ長男。
長男「うん。
だいたいわ〜」
母「だいたいって何?!
何が終わって、何が終わってないの?!
具体的に言って!」
長男「理科はあとちょっとで〜」
母「『ちょっと』は、具体的じゃない!
何ページをやって、何ページ出来てない?!」
蓋を開けると4ページ中1ページしかやってない。
母「おお。
久しぶりだったから、ゲームハマっちゃった?!」
長男「ゲームなんかしてない!!」
母「…。うーん。なんでもいいけど結果、全然出来てないわけだよね?!
で、この原因を突き止めて、改善策だそうか。
ちなみに今日は何時間勉強にかけてたの?!」
長男「ずっと勉強してたし!」
母「うーん。低迷してた?!」
長男「いや!ずっと頑張ってた!」
母「いやいや。
じゃあ、理科に何時間かけた?!
数学は終わったんでしょ?!」
長男「3時間」
母「3時間で1ページか。
このペースなら、受験範囲を試験日までに終わらせるのは、無理だよね?!
まず、勉強は、机でやってって言う約束したよね?!
終わってないのに、ベットってどう言う事?!
降りてきなよ!」
長男「もういい!
やめる!
お母さんは、僕が出来るとでも思ったの?!
僕に出来るわけないじゃん!(半泣き)」
ええ?!
いきなり何そのテンション?!
母「いやいや。待てや。
とりあえず、落ち着こうか。
このやり取りをするのは、もう嫌だって、断ったよね?!
これ以上続けるなら、母は二度と、協力出来ないけど。
このやり取り続けるのかな?!
よーーーーーく、考えて、深呼吸してから。
答えてね〜」
長男「だって!お母さんが、僕に出来ないって言ったんだよ?!
お母さんに見放されたら、僕一人で出来るわけないじゃない?!
でしょ?!
だから、言ったんだよ!」(泣キレ)
母「なんの話だ?!」
長男「お母さんが『これじゃあ、大学は無理』って言ったじゃん!」
母「うーん。
じゃあ、聞くけど、3時間かけて1ページしか出来ない進行状況で3年間で大学試験の範囲は、カバー出来るかな?!」
長男「ほら!言った!
お母さんが僕を見放したんだからね?!」
母「事実言っただけじゃん。
オブラートに被せても、しょうがない事実じゃん?!
出来ないのわかってるよ。
それでもやるって言ったの君じゃん?!
高校受験の時だって、頑張ってたけど、
お母さんいなかったら、完璧に出来ないのなんて、今始まった事じゃないじゃん。
それをわかった上で、出来るかどうか、わからないけど、やり続けるって言ったの君じゃん。
だから、協力するって、言ったんだよ。
変わる為に練習していくつもりじゃないの?!」
長男「やったよ!!
やったけど、出来なかったんだよ!!」
母「まぁ、今までと、なんら、変わらないじゃん?!
まだなんの努力もしてない結果でしょ?!」
長男「違う!高校受験の時は、こっそりゲームやったりしてたし、本気じゃなかったもん!」
母「ああ〜。今回、本気でやっても出来なかったって事?!」
それで、自分に絶望したのねw
どこかで、『やれば出来る』って思ってたら、
やって出来ない事に本当に気がついたんだw
遅かったね〜w
それでダメなら、ダメしかない。
母「いやいや。
中学時代も君なりに頑張ってたよー。
今日だって、今の精一杯やったと思ってるけど、
そんな何も試さないでちょっと出来ないからって、すぐ諦めるなら、そもそも3年続かないから、やめた方がいいね。
ご機嫌とってもらわないと続かないやる気なんて、そもそも続くわけない。
それも、協力してる人のせいにするなんて、もっての外だね。
何をするのももう二度と、協力は得られない気でいろ。
昨日、入会したスタディサプリも解約するね。
昨日買った参考書は、本当にふざけんな!って、思ってる!!
マジで無駄すぎる出費!
全力で!お前の面倒など!二度とごめんだ!!
じゃあ、オンラインミーティングあるので、じゃあな!」(しっとり→激怒→通常モード)
って、オンラインミーティングを2時間ほど。
22時くらいに終わり、晩酌でもしようと、
居間に行くと、
長男「お母さん。
ごめんなさい!!」
あ。長男が思い直すの最短記録かも。
でも、このやり取りを癖にする事は避けたい。
母「ふざけんな!!
だから、嫌だったんだ!
君にとって、怒ってる自分は違う人かもしれないけど、外から見てるこっちは同一人物なんだよ!
『怒ってた時だから、忘れて(テヘペロ)』なんて、通用しないの!!
前に『庭師になれ』と言った時も言ったけど、
君にテストの点を取る才能はない!
才能をつけるには、手を変え品を変えながら、100回試して、見てから諦めろ!
そもそも何もしないで出来るなら、高校だって、こんなに苦労しなかったでしょ?!
この先、才能のない勉強を糧にする学者になりたいなら、簡単に出来る事などない。
確実に。
簡単に出来る事しかしたくないなら、
もうやめよう!
自分から最短時間で思い返して謝ってくれたのは、成長を感じてるので、
他の事なら、応援するよ」
長男「勉強したいです!」
母「何度も言うけど、才能ないよ?!
やっても、出来るようになる保証もない。
もちろん、色々駆使して頑張るつもりはあるけど、保証など出来ないから、庭師の方がいいと思う」
長男「それでもやる!」
母「…。このやり取りをもう二度しないなら、手伝うって言ったけど、1ヶ月も経たず、裏切られたんですけど〜」
長男「もう、しません!」
母「今までの行いから、信じられませんが〜
はぁ。
次やったら、本当にどんな状況でもやめる。
いいか?!
自分のモチベーションと自分の機嫌は、自分で取れ!
それが何をやるにしても必要な自立の条件だ!
二度と許さんから、しっかり覚えておいて!」
っと、早速爆発しましたが、
ジャブをストレートで返した感じはあるし、
また、合ったら、本気で辞めます。
変な癖にするくらいなら、マジで辞める!!