凡人発達障害児の学力が上がる糸口がわかったタイミングで受験日w | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

長男は、今日が受験です。

一回、試しで学校まで行ったので、一人で行かそうかと思いましたが、
着いて行きました。

過保護かな?!っとも思いつつ、
不注意主体のアスペ君なので、一応、仕事空けておきましたが、正解でした😂

途中駅止まりの電車乗って、把握不能になる。
アナウンスが聞けてない。

乗り換え口を忘れてる。

駅から、堂々と逆方向に歩き出す。

など、自主性とか任せてたら、受験出来なかったろうな〜って思う感じでしたw

母が見てる限り、まだまだ取り組みが甘いな〜って事も多いですが、

自分なりに頑張って勉強したと思います。
紆余曲折は、そのうち書きたいと思います。

普通の公立高校過去問数学が30〜40点しか取れないのに、

長男「お母さん!
図書室で、『オイラーのヒモ理論』の本見つけて読んだけど、楽しかったから、買って欲しい!」

あと、戦国武将の辞世の句とか、逸話とか、戦術とかめっちゃ詳しいのに、
歴史40点とかね。

古生物、魚類、虫、菌類、固有種、鉱石、毒、ブラックホールにやたら詳しいが、理科40点とかね。

太宰治、芥川龍之介、『レミゼラブル 』『南総里見八犬伝』を何度も読み込み、百人一首が好きで、国語は20〜30点。

英語の歌を何個か歌えるが、20〜30点w

と、興味とテストの点数の差が面白い長男。

5教科で80〜100点アップ出来なきゃ、落ちるんだけどな〜w

勉強は詰め込んで、点数が取れて、
後から、面白さを知った母としては、

先に『楽しい』と思えば、テストの点は後からついてくるって思ってたけど、

違うなw

多分、勉強楽しむ回路と『点数をとる』って回路は別だなって、はっきり思いましたw

テストの点を取る回路要素は、
①聞かれてる内容を目からのインプットで把握して、
②各科目の用語、公式、知識を使って、
③過不足なく答える。
④ ①〜③を最短で的確に効率良くクリアする。

母が思ってた『勉強を楽しむ』は、②の知識集めが自主的に出来るってだけだなw

噛み合わせの良い歯車を持つタイプのADHDだった母は、①、③、④が、スムーズに出来たから、必要な要素だと認識出来なかったのね。

よく空回りするタイプのADHD優勢のアスペルガー長男は、
①で、聴覚インプット優勢だったので、視覚インプット→聴覚インプットの変換が精密じゃなくて、問題の読み違いが多く、問題を読んであげると誤答が減るのに、気がつき、一生懸命修正したが、まだ、精度は低い。

②知識集めは得意なので、ドリル形式だと、点数が良いw
科目の用語は、重要視を出来ず、全てを簡単な自分の言葉で置き換えてしまう。
このルールに何度も変換させて、ちょっとづつ慣れてきたかな。 

③『他者から見てわかりやすいか?!』と他者視点に置き換えられないアスペ君は、『自分ならわかるし〜』って、回答で記述問題の不足が多い。

④インプットとアウトプット、見直し機能が大変なので、精度、スピード共に今一歩。

この要素を初めからわかっていたら、
もっとやってくる訓練が違ったなぁって思う。

まぁ、紆余曲折あったが、本人は、とりあえず学者目指して、大学行くつもりらしいから、つけれる機能はつけてあげようと思うけどね。

高校からは、母は勉強してないので、自主学習で、やって行ってもらうから、
これを元に次男(小5)学習障害に応用しようと思ってます✨

勉強に向き合うのも過ぎ去ってみると、楽しかったなぁ😊