子供同士のいざこざ。 | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

跳び箱は2学期にやったので、後日書きます。
1学期は、前転、後転、トランポリンで精一杯。

さて、体操教室は、3ヶ月ごとに更新なので、
メンバーの入れ替わりも多数あります。

始めは、周囲の子達とよく話してうまくいきます。

しかし、時間が経ち、それぞれが自己主張を出して、つるみだすと団体になってる子達から、『出来ない』をからかわれたりして、つま弾かれます。

無視ならまだいいのですが、悪口言われたり、ど突かれたりも、よくあります。

先生達も目の前で何か言われてても、進行に問題無ければスルーです。

ソウタは、突っかかっている状態。

母が出て行くべきか、ちょっと考えた事もありますが、

周囲とのトラブルは、保育園時代からあったので、
本人にどう感じるか聞いてみると、

相手達は上級生の集団なのに、めっちゃ張り合ってる様子の回答。

へこんで折れるなら、手回ししようと思ってましたが、辞めました。

折れないなら、打たれておくのもいい経験。

しかし、張り合いすぎて、先生の話聞けないことも多いので、一言物申す。

母「さて、彼らはなんで、ソウタをバカにすることを言うと思う⁇」

ソウタ「悪いやつだから?」

母「きっと、違うよ。
あの子達もいいところは、きっとたくさんあると思うよ。

人をバカにすると、自分がとても偉くなったように勘違い出来るんだよ。

そうすると、『自分の方がすごい』って、気持ちになって、気分が良くなるんだよ。

だから、誰でもいいから、バカに出来る所を探して、バカにするんだよ。

ただ気分良くなりたいだけで、何もすごい事なんて無いんだよ。

そんな奴にかまって、ソウタまで先生の言う事聞けないで、体操の時間を無駄にする事ないよね?

相手が何を言ってこようと、ソウタがバカになる事はない。

それにかまって、体操出来なくなる方が勿体無いわ。

放っておいて、ソウタは、体操に集中してやりな。


さて、ソウタ君。

バカにされるとソウタはどういう気持ち?

ー嫌だよね?

それが、わかっていれば、ソウタは、人に嫌な思いをさせてまで、自分が気分良くなりたいと思う⁇

ーならなくていいよね。

自分を嫌な思いをさせた子が困ってたら、助けてあげたいって思う⁇

ー思わないね。

自分が一緒にいて楽しい人なら助けてあげたくなるよね。

人をバカにする人って、きっと、どこの国でも、どの場所でもいるんだよ。

大人になってもいるよ。

でも、自分が困った時に他の人から助けてもらえる人って、きっとそういう人じゃないと思うよ。

君はどんな人になりたい?」


きっとこの先もソウタはトラブルが多いでしょう。

私が見てて、『そりゃ、嫌われるわ』って所もあるし、
かと思えば、ズル出来ずに損することもある。

100人に好かれる子にならなくても、数人と楽しみを共有出来る子になってくれたらいい。

いつ出会うかわからない同胞。
間口は広い方がいい。
人を嫌わず、興味を持てる子でいて欲しい。