おはようございますニコニコ
会うとホッとする心理カウンセラー
せいちゃんです。


妻、せい子がある資格を取るために

月1回か2回の授業がある講座を6ヶ月間通ったことがあった。

その受講日はせい子(娘)とせいちゃん(パパ)と2人で過ごす。

せい子がまだ1歳半くらいのときかなぁ。








妻、せい代にとってはいろいろためになる講座だったみたいで、

その受講が終わる時間に、その講座が開催されてるビルの下に車で娘せい子と2人でせい代を迎えに行く。

ビルから受講仲間たちと楽しく話しながら出てくるせい代を見ながら待ってた。

せい代、行ってよかったんだなぁ照れ

と思いながら、車のサイドミラーからせい代がこっちに気づいて近づいてくるのを見てた。

せい代
『迎えに来てくれてありがとう!今日はこんな授業だった~、でね。A君がさぁ~』


せいちゃん
『へぇ~!そうなんだぁニコニコよかったね!』









次の月

授業終了時間、せいちゃんと娘せい子は車で迎えに行く。

せい代がビルから出てくるのを待つ。

待つのをできないせい子にDVDやEテレを見せながら、あやしながら。

車のサイドミラーから楽しそうに会話しながら出て来るせい代が見える。仲間と別れてこっちに来る。

せい代
『ごめん!ありがとう!待った?』


せいちゃん
『ううん。全然!』


せい代
『今日はA君がさぁ~、あーでさぁ。こーでさぁ。そしてね~。』


せいちゃん
『へぇ~そうなんだぁ。そっかそっか。よかったね!』
(A君の話多い気がするなぁ。まぁ、いっか)








また次の月

ビッグスーパーのゲームセンターやおもちゃ売り場でせい子と遊んだ後、迎えに行く。

あっ!出てきた。
何か男の子と楽しそうに話しながら出てきた!
(仲間みたいな人たちと一緒にいるんだけど、何か2人で楽しそうにしてるように僕にはみえるぅぅぅ)

せい代
『ありがとう!待った?』


せいちゃん
『全然!全然大丈夫。A君ってあのしゃべってた男の子?』


せい代
『そうそう!あのぽっちゃりした、色白の男の子!めちゃ面白いの!』


せいちゃん
『へぇ~。そうなんだぁ。何か、、ヨカッタナァ。。タノシイヒトがいてさぁ。。。』
(嫉妬スイッチが入った瞬間だった)
(嫉妬スイッチが入ると僕はカタコトになる)








また次の月

せい代が行ってきまーす!と講座に出かけた。

せいちゃんは

勝手な嫉妬から

勝手な妄想を始める。


今頃、あの白ブタA野郎と楽しく授業受けてるだろうなぁ~

あの白ブタA野郎が面白いトークで沸かしてるんだろうなぁ~

あっ。昼休みかぁ。今頃、あの白ブタA野郎と一緒のテーブルで昼ご飯楽しそうに食べてるだろうなぁ。

毎日、子育てで忙しいから、面白い白ブタA野郎と過ごすそんな時間がせい代は新鮮で楽しいだろうなぁ。


(止まらない妄想がフルスロットルで展開する)



そうだよなぁ。だって白ブタA野郎は面白いトークするんだよなぁ。

あっ、もうそろそろ授業終わる頃だなぁ。
今度、ランチ行こうよとか白ブタA野郎が誘ってせい代はウキウキしてるんだろうなぁ。

ちぇっ。何だよ。。




せいちゃんは完全に白ブタA野郎に嫉妬した。




何かねぇ。俺だけかなぁ。この思考。

毎回同じ男と話してる=好意がある

面白い男=かっこいい

楽しそうにそいつと話すせい代=白ブタ大好き

白ブタA野郎に嫉妬=俺負けた・俺魅力ない


ちっちゃいでしょ俺
ちっちゃいでしょ俺
ちっちゃいでしょ俺
ちっちゃくしかなれないんだよ。
これ隠すんだよ
この気持ち隠すだよ



何かねぇ。自分でも情けないくらい勝手に妄想パンパンに膨らませて

拗ねる。





授業終了の時間、いつも通り
ビルから出てくるせい代を車で待つ。

娘せい子が
『ママー、マーマー!!、ママー(泣く)』

特効薬のDVDやEテレも今日は効かない。

せいちゃん
『もうママ帰ってくるから。大丈夫大丈夫』

せい子
『マンマーマンマー(泣く泣く)』

せいちゃん
『あ゛っーもぉー、大丈夫大丈夫大丈夫!』

せいちゃん
『ほら!せい子!あれママだ。







妻せい代が出てきた。
今日は白ブタA野郎はちょっと離れた位置にいる。


せい代
『お待たせ。ありがとう!』


(せい子はママの姿に安心して落ち着く)


せいちゃん
『せい子ちょっと泣いたけど大丈夫大丈夫』


せい代
『今日はさぁ、A君がさあ~あれでこれでそれでさぁ』



せいちゃん
『・・・ふーん、ソウナンダァ。 それはヨカタネ。・・・。』



せい代
『何かしんどいの? 疲れた? 元気ないなあまと思って。』



せいちゃん
『全然ダイジョウブ。・・・ダイジョウブだって!!!(怒)』



せい代
『・・・ふーん。・・・』






沈黙が続く。










白ブタA野郎に嫉妬したなんて言えない。
嫉妬したって言ったら

男らしくないなぁ。
ちっちゃい男だなぁ。
もっと強くあれよ。
もっと大きな器でいろよ。
弱い男だなぁ。

ってせい代から思われる。

男として終わる。
切腹もんだ。って思い込みがあって
だから絶対言えない。








家に帰って
せい代
『どうしたの?せいちゃん。私何かした?』

せいちゃん
『・・・ベツニ・・・・・何もないよ。』









沈黙が続く。。。







これじゃぁ
今までの俺と一緒だ。
今までの俺と一緒だ。
今までの俺と一緒だ。
何も変わってない。
何も変わってない。
何も変わってない。
また傷つけて
また傷つけて
また傷つけて
自分も傷ついて
自分も傷ついて
自分も傷つけて
痛いのに終わるだけ
痛いのに終わるだけ
痛いのに終わるだけ









あ゛っーーー
あ゛っーーー
あ゛っーーー


















せいちゃん
『おっ、おっ、俺は嫉妬した(>_<)』

『あの白ブタA野郎とせい代が楽しそうに話してるのに嫉妬してたんだよ!』





口から言葉以外にも何か出て行った気がした。











気のせいかな、俺が吐き出したあと
せい代が一瞬ちょっと嬉しそうに見えた。

せい代
『えっ!!!! えっ!そうだったんだ。全然気づかなかった。ごめんね。私A君のこと何にも思ってないよ。
そんな風に思わせてたのならごめんね。』


せいちゃん
『(放心状態になりながら)ええねん。ええねん。俺が勝手に思ってただけやから。』



せい代
『けど、言ってくれてよかった。』


せいちゃん
『そうかぁ。。。。うん。よかった。』






自分が絶対言いたくないことを言ったら

相手は受け入れてくれて

わかってくれた。

ツンツンして
いつもかっこよく
いつも強く
見せる必要はないなぁ。と思った。





恥ずかしいけど
バカにされそうだけど
情けないけど
泣きそうになるけど
クシャクシャだけど
泥まみれだけど



とりあえずは
荒削りでもいいと思う。
形にできなくてもいいと思う。
傷だらけでもいいと思う。
そのまま我慢しないで
言ってみる。



これ繰り返していくと



なんとなく角が削られて
言いたい言葉の形になって
思いを優しく差し出せるようになってくる。





最初めちゃめちゃしんどい

ぶべらぁ~ってなるくらいしんどい

けどやる。

自分が変わっていくのがわかるからやる。

この繰り返しかな。

パートナーシップで大切なことかもしれない。













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