おはようございますニコニコせいちゃんです。



手元にまとまったお金がなかった。


けど行きたい。
けどお金ない。
けど行きたい。
けどお金ない。


妻にお金借りたら行けるけど

そんな屈辱的なことできない。



男として
切腹もんだ。






借りたい。
そんなこと言えない。
借りたい。
そんなこと言えない。




毎日、悶々としていた。

ため息つきながら帰って。

『はぁあ~、仕事しんどいわぁ』
『何で俺だけこんなしんどいねん』
『あぁ、毎日何かおもしろくない』
『何もかもうまくいかない』
『一生だめだめや俺』

などなど

子供のように

妻の前で不機、嫌シロウになって。

なよなよして

クネクネして

おスネの細道に迷い込んでいた。








何でこんなスネ夫になるのか。








家族を養っていくのはもちろん。
家族を楽しませる。
家族に美味しい物を食べさせる。
家族の行きたいところに連れていってあげる。
家族のほしいものを買ってあげる。
家族に頼りにされる。


これが夫であり、パパの役割・使命だという前提が僕にはあって

妻にお金借りる=夫・パパとして終わった。

になる。

最低な夫・パパになる。と思っていた。

自分が自分の父親に思っていたように。








だから







妻にお金貸してって言えない。

借りたらあのクソ父親と同じになってしまう。

悶々とクネクネしながら

おスネの細道を彷徨っていた。









スクールの募集が始まった。







どうしても行きたい!

もう、腹をくくって妻に言う。

なぜなら、僕と父親は同じ人間ではない。
思考も価値観も違う。だから同じ人生になることはない。

ふにゃふにゃの紐でぐるぐると腹をくくって


クネクネしながら

もごもごしながら

カッコつけてるのが、見え見えになりながら


せいちゃん
『せい代のおっ、おっ、お金借りて行きたい』
(ちゃんと行きたい思いも伝えた)
(情けない僕の男の心の中も伝えた)


せい代
『いいよ。』






妻に頭下げてやりたいことやる。

妻の貯金でやりたいことさせてもらう。

妻に情けないところ見せながらやりたいことやる。

情けない夫かもしれない。

常識のない夫かもしれない。

嫌いな親父と同じかもしれない。

そう思う人もいるだろう。

けど、こうやってやりたいことを何とかさせてもらうと

自然と妻や娘に感謝が溢れ出す。

僕が家族にできることをしてあげたくなる。

普段の何気ない言葉を大切に言おうとする。

気づいても言わなかった妻のメイクや髪型、服装の変化を言おうとする。

感謝だけじゃなくて、罪悪感もまじってるかもしれない。

見せかけの偽りの行為って思われるかもしれない。

そう思われてもいい。

最初はそうかもしれない。

けど、僕は思う。


自然に思ってて言いたいけど

恥ずかしいし、むずかゆいし、照れるし。って

ためらったことは、言ったほうがいい。

最初は茶化されたり、スカされたりするかもしれない。

けど、ふにゃふにゃの紐でいいから

腹をくくり

恥じらいながら

少しずつ言い続ける。

それはいずれ、自然と想いが乗った言葉に変わり

妻やパートナーに響き、届いていく。


僕はそうなった。

だから僕はそう思う。





やりたいことをさせてもらっていることへの感謝は

こんな形で自分の心を書き換え

表に出てくるのかもしれない。






ふにゃふにゃの紐でいい。

とりあえず、それで腹をくくる。

















誰を生きる?自分を生きる✨
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