前にDBTのワークブックを買った「Etsy」のサイトでどうしても1度、有形の商品を買ってみたくなった。こうなるとそれをやるまではずっと気になって1日中サイトを見てしまう。

海外だと送料が高いから 、そういうのも考えて、これ本当にハンドメイドなのかな?って怪しいやつも避けて、スペインの人が作ってるブレスレットを子供とお揃いにして買った。

ちゃんと届くといいなと思ってる。

サイトではよくBPDのグッズや、メンタルヘルスのグッズを見てた。

そしたら目にみえない病気や障がいの人を応援、啓発するグッズが売ってた。発達障害の人向けの感覚を落ち着かせるグッズやDBTのスキルを使ったグッズもあった。

「スプーン理論」ってのも知った。

健常な人は1日の生活の中で使えるスプーンが沢山あるけど、病気や障がいのある人は1日の中で使えるスプーンの数が限られているから、自分の使えるスプーンの数を理解して生きようって感じなのかな。

いい理論だなと思った。また新たなことを知れてよかった。


YouTubeでたまに観てる世界中のBPDの人が 1つのテーマで自分の体験談を話す動画にも、どうしてもコメントしてみたくて、英語でコメントしてみた。ハートマークつけてくれて嬉しくなった。


Mediumって海外の有料ブログにも登録してみた。専門家の記事や当事者の記事も読めてまた勉強になると思う。


やりたくなると衝動に突き動かされて、やるまで気が済まない。「とにかく自分でやってみたい!行ってみたい!買ってみたい!作ってみたい!」ってまるで小さい子供が「自分でやる!私がやる!」って言ってるみたい。

でもこの衝動のおかげで色んなことを調べたり、カウンセリング行ったり、ヨガを勉強したりしてきた。普段の生活の中でも行ってみたい!やってみたい!でやってきた気がする。

沢山の人にも出会った。


この衝動がなければ、自分の人生に疑問を持たず、ただ人に言われたことだけをやって、薬を飲むだけで、それを不満にも思わずただただ思考停止して生きてきた気がする。「私の病気は親やばあさんのせいだ!」で止まってたかもしれない。


確かにこの衝動のせいで周りに迷惑かけたり、自分を傷つけることもしてきた。

“またやってしまった”  “なんでいつもやってしまうんだろう、抑えられないんだろう”って何度も何度も思った。

でもこの衝動のおかげで「自分の人生は一体なんなんだろ、自分は一体何者なのなんだろ」って疑問を“知りたい!理解したい!”って行動もしてきた。この衝動がなければある意味生きられなかった。悪いことばかりではなかった。

衝動が起こったらすぐ行動!じゃなく、とりあえず待ってみようって考えられるようにもなった。

リストカットしたくなっても、とりあえずゲームやってみるとか面白そうな動画探すとか。

 買いたい衝動も明日まで待ってみよう、もしかしたら気が落ち着くかもしれないとか。

私の人生に「明日」という言葉が出てくるとは思わなかった。明日なんかないって、5分後すら存在しているのかもわからなかったのに。


良くなってる。確実に昔より良くなってる。でもこの突き動かされる衝動はこれからもあると思う。それをいい方向に使えればいいってことなんだなと思う。