こんにちは。
繊細で生きづらいHSPの人のための専門カウンセラー阿部あつ子です。
さて…先日、こんなご相談がありました。
「職場で、先輩たちが患者さんに対して冷たい、厳しい。そんなに悪く言わなくてもいいじゃないか。それを聞くのが辛いし、ストレスになってる
」


と…
はい。とてもわかります。
キツイ言い方や冷たい態度をされたのは自分じゃないのに、自分のことのように刺さる。傷つく。
「そんな言い方しなくても…」
って言いたいですよね。(言えないけど(-。-;)
HSP特有の、共感力のハンパなさから来ているお悩みです。
とにかく、相手の立場に立つのが上手い!相手の気持ちを汲める!
だから他人の痛みを感じすぎてしまう…
*
この「ズバ抜けた共感力」。ホント、才能ですし宝なんですね。
でね、少し客観的に考えてみてほしいのですが、
あなたはなぜ、ズバ抜けた共感力を持って生まれてきたのでしょうか?
それは…
他人にも、自分にも、深く共感出来るように。
なんですね。
ポイントは、「自分にも共感できるように」なんです!
今回のご相談者は、先輩たちの冷たい態度やキツイ言葉の数々、、、、
じつは、無意識に自分自身にかけている言葉と一緒だったのです(驚)



つまりは、この方は、患者さんに対してはズバ抜けた共感力を持って接しているのに
自分自身に対しては、その共感力を発揮していなかったのです…オーマイガー

たとえば、
今日、体がしんどいなぁ〜と感じていても
「そんなの気持ちの問題でしょ
」

「みんな頑張ってるんだよ
」

と、頑張らせる。
毎日働いてくれる自分自身に対して
「そんなのできて当たり前でしょ
」

と、感謝やねぎらいもしない。
そして、自分の頑張れなさ、出来なさを見つけては
「ダメなヤツだなぁ〜
役立たずだなぁ〜
」


と強烈なダメ出し…
待って待って!あなたの持ち前の共感力はどこ行った
??

その深い共感という優しさ、自分に向けてあげて〜

その能力、まずは自分。徹底的に自分に使ってあげて〜

自分自身を大切にして、愛して満たすことが最優先です

でないとけなげに頑張り続けているあなたの心も体も、ボロボロになってしまう…

HSPの人は、他人への思いやりや奉仕の気持ちが強い分、本当に献身的になれるんです。
だからこそ、その何倍も
自分への共感と感謝と、自分褒めが欠かせません。
「すごい!よくやってるね」
「エライなぁ〜!最高だよ!」
「大したもんだ!」
「かっこいいね。」
「いま、しんどいよね…」
「無理させてごめんね。」
「休んでもいいよ〜」
「頑張れなくてもいいよ〜」
「疲れちゃったよね。」
こんなふうに、とにもかくにも自分に寄り添いまくってください。
心をマッサージしてあげるように、優しい言葉でほぐしてあげましょう。
それだけで、ずいぶんパワーチャージできます。
あなたの優しさがあなた自身にも、あたたかく広がっていきますように。
出逢ってくれて、ありがとう。