お疲れさまです
月曜日に大宰府の「九州国立博物館」で開催中の
「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華 大様式の形成と変容」
に行って来ました


フランス絵画と言えば、我が輩の好きな印象派のイメージが強いですけど、
今回は印象派が生まれる前の3世紀。
17世紀の「古典主義」
18世紀の「ロココ美術」
19世紀の「新古典主義」「ロマン主義」から印象派誕生前夜をたどる、約80展ほどの展示会です
この辺の時代の展示会はなかなか無いので、
非常~に楽しみ

いっくぜ~
GOGO


17世紀は色彩よりもデッサンが重視された時代。

(アンブロワーズ・デュボワ 本名・アンブロシウス・ボサールト 「フローラ」 16世紀後半)
この時代は、描かれる絵画の主題に序列があったそうで、
古典や聖書を主題とする「歴史画」が至上のもので、「静物画」は一番下とみなされていたそう。

(クロード・ロラン 本名・クロード・ジュレ 「ペルセウスと珊瑚の起源」 1673年)
フランス古典主義美術の父、晩年の傑作!

(ニコラ・プッサン 「コリオラヌスに哀訴する妻と母」 1652- 1653年頃)
「画家哲学者」プッサンにとって、絵画は眼だけではなく、
精神を楽しませるモノだと考えていたみたい。

(ニコラ・ミニャール 「リナルドとアルミーダ」 1650年代半ば)
いかさま師。
二人がグルになって手札を教えている場面

(マチュー・ル・ナン あるいは(ゲームの画家) 「 いかさま師 」(かつて「カード遊びの人びと」と呼ばれた))
宗教画や人物画が多く描かれてました。
ロココ全盛期の18世紀から色使いが繊細に

(アントワーヌ・コワペル 「イダ山のユピテルとユノ」 1699年以前)
デッサンよりも色彩重視になった時代です

(ルイ=ロラン・トランケス 「夜会の後で」 1774年)
「ロココ美術」とは、優美で繊細な美しい美術様式。

(アントワーヌ・コワペル 「アキレウスの怒り」 1711年頃)
でも、もともとは軽蔑的な意味として使っていたみたい

(ジャン=フランソワ(ジル)・ コルソン 「休息」 1759年)

(ユベール・ロベール 「スフィンクス橋の眺め」 1767年)
その辺は印象派とそっくり

(ジャン=マルク・ナチエ 「ミネルウァに見守られてピネウスと仲間を 石に変えるペルセウス」 1718年)

(ユベール・ロベール 「カンピドリオの丘の空想的景観」)
特に気に入ったのは「ブーシェ」

(フランソワ・ブーシェ 「ウェヌスの勝利」 1745年頃)
螺旋状の軽やかな動きが特徴的でした

(フランソワ・ブーシェ 「羊飼いのイセに神の姿をみせるアポロン」 1750年)
モデルは、ポンパドール夫人だとか

(フランソワ・ブーシェ 「田園の気晴らし」 1742年)
ちなみにこのブーシェは、「快楽に奉仕する画家」という、
変態アーティストみたいな異名がついていたそうです

(ニコラ=ベルナール・レピシエ 「ファンションの目覚め」 1773年 )

(ジャン=バティスト・パテル 「水浴の女たち」 1721年)
そして2展ほど撮影👌の作品も

まず「ヴァトー」の作品

(ジャン=アントワーヌ・ヴァトー 「ヴェネチアの宴」 1718-1719年頃)
そして、マリー・アントワネットお気に入りの女性画家「ヴィジェ・ルブラン」
モデルは悪名高い「ポリニャック公爵夫人」


(エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ ルブラン 「ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ ポラストロン」 1782年)
でもまぁ、革命後の亡命先ですぐ死んじゃうんですけどね・・・
女性画家が台頭してきたのも、この時代の特徴だそう。

(マリー=ガブリエル・カペ 「自画像」 1783年頃)
19世紀は古典主義の発展「新古典主義」
そして社会体制の大転換などから、美術家達は表現の自由を手に入れたそう

(ジョゼフ=デジレ・クール 「ジェルマンがいないあいだ気を紛らわす リゴレット」 1844年)
この時代は仕上げのなめらかさにこだわった、デッサン重視の時代。

(ウィリアム・ブグロー 「死者の日」 1859年)
ここからヌード画が目立つ感じに~

(ウィリアム・ブグロー 「バッカント」 1862年)
ヌードは、神話や聖書の物語を題材としたならアリだったけど、
現代設定の場合はNGだったとか

(ウィリアム・ブグロー 「青春とアモル」 1877年)
なので画家達は物語を口実に、生々しいヌードを描きまくっていたんだそう

(ウジェーヌ=エマニュエル・ アモリー=デュヴァル 「古代風の浴女」 1860年頃)

(ポール・ボドリー 「ウェヌスの化粧」 1858年)
最後は「印象派の父」マネの作品

(エドゥアール・マネ 「散歩」 1880年頃)
そうして印象派へと続いて行くんですね
こうやって、前の時代の作品と比べてみると、
印象派が何故、初めは「下手くそ」と呼ばれたのかがよく解りました。
余りにも前衛的過ぎたんですね

電気グルーヴを初めて聴いた時、良さが全く理解できなかったのと一緒か
出口には、宝塚が使用したベルばら衣装が展示してありました

フランス300年の歴史
絶対王政、マリー・アントワネット、フランス革命、ナポレオンなど・・・
実際の歴史と重ねながら観ると、チョット複雑な心境にもなりましたが・・・

(そりゃー革命も起きるわな・・・

)
作品は、どれもが最高傑作ばかり
当時のフランスの時代背景。
画家達が何を思い描いてきたのか?
一人ひとりの理想が、ほんの少しですが感じ取れた気がします。
本当に偉大なる300年だったんだな!
と。
印象派以前のフランス絵画が、ここまでまとめて観れる機会もなかなか無いでしょう
そして名画が写真に納めれた事。
九博は太っ腹だね~
何より一つ一つの作品が興味深く楽しく観る事が出来ました
また機会に恵まれるといいな
このまま長浜食べて、福岡市美術館に向かいます
でわでわ
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