お疲れさまです
モネの次は、福岡県立美術館で開催中の
「没後40年 高島野十郎展」に行ってきました


「孤高の画家」と呼ばれる洋画家で、美術団体にも所属しなかったせいか、
生前はほとんど名が知られてなかったらしく、
福岡県立美術館が、郷土の画家をテーマにした展示会を開催したところ、表舞台に登場したそうです。

(髙島 野十郎 1890年(明治23年)8月6日 - 1975年(昭和50年)9月17日)
そのため、展示品の半数以上が個人所有だったり、製作年が不明なものが多いようです。

(りんごを手にした自画像 大正12年)
特筆すべきは写実性。

(からすうり 昭和23年以降)
独学で学んだそうですが、とにかくリアル。

(桃とすもも 昭和36年)
果物の生々しさクロスの歪み具合まで。

(けし 大正14年)
そして衝撃だったのは「満月」

(満月 昭和38年)
光を描いた画家を初めてみました。
決して作品から醸しでるオーラ的なことを言ってるわけではなく、
絶妙なグラデーションにより光って見えるんです。
そしてモネの代名詞が「睡蓮」なら
野十郎は「蝋燭」

(蝋燭 大正期)
ここまでリアルに描いた炎を観たことがない。
「蝋燭」だけでも20展ほど展示してありました。

(「睡蓮」は野十郎の最期の作品 昭和50年)
息詰まるような、緊張感ある作品集。
まさに生命の宿る絵画。
その異様な存在感に圧倒されてしまいました。
野十郎の魂の軌跡

大満足の展示会でした
でわでわ
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