思い起こせば、心あたりは いくつもある


言い争いをするのがイヤで、そのたびに避け


そして うやむやにしてきた



彼女の些細な気持ちの変化に気付かなかったのは、そのせいだろう



今回も、時間をおけば仲直りできると思い


僕は彼女の寂しさも知らず



部屋を出て行く彼女を



追いかけもしなかった



続く

突然の言葉だった…

『別れたい』

僕の目の前で、思いつめた顔をしながら

彼女は、そうつぶやいた


今まで、何度かケンカもした事があるが…


そのたびに仲直りは出来ていた



しかし、今回は…