どうしてこんなに涙が出るんだろう… | ねこさん日記&人狼アプリ制作

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” アンクルトムの小屋 ”

この作品、皆さん ご存知でしょうか?…


…なぜ、これを読もうとおもったのか きっかけは

以前から リンカーン大統領には 興味があり
うっすら 最期 暗殺された… とかは知っていて

…でも 黒人、奴隷問題に どのように関わったのか
南北戦争の 勃発と終結には どのように関わっていたのか
全然知りませんでした。

…で、(毎度ですが、)某、集英社さんの 世界の伝記NEXT
に 力を借り w わりと細部の事情を 知るに当たったんですが…

 その リンカーンさんの伝記の中に、 南北戦争勃発前に、
アンクルトムの小屋 が 出版され、人々が手にし
眉をしかめる とゆう描写があるんです。

「黒人が置かれている状況は、こんなにひどいの?!」 と。


 延々ながくなってしまうので 途中省略しますが…

そんなこんなで 私が 図書館検索の結果 w 手にした書籍が、
明石書店の 今では絶版になっている これでした。

 これが… 本当に 素晴らしい。

本当に 久々に 心底 感動しました。
ここ数年で 一番泣いたんじゃないかなぁ

 と いうのも こないだ 「 私を離さないで 」 を 読んだ時も
すこーし は 泣いた… んですけど

軽く その 8倍は 泣きましたね…

 すぐ 指摘できるシーンが 4つくらい あるんですが…
さしあたり、ラスト近くのシーンから ひとつ 紹介しておきます。
 興味を持たれたら 是非! 手にとってみてください。
その際、 どうか 子ども向けの ダイジェスト版は 避けてください。
なるべく 大人向けの ディテールを追った 翻訳版を 手にしてください。


 ジョージ坊ちゃん(かつての トムの雇い主 の息子)
 が トムの消息を追い、その真相を突き止め、
クロウおばさん(トムの妻。) の元へ戻ります。 そしてその真相を告げ…

クロウおばさんは 泣き崩れます。
トムが 連れさられてしまった後、 トムの身の上を買い戻そうと、
クロウおばさんは 町のケーキ屋さんで必死に働き、お金を貯めます。
そして ジョージ坊ちゃんが きっと トムを連れて帰ってきてくれると信じ、
その日も トムが大好きだった パンケーキを焼き
テーブルをきれいに整え 心待ちにしていたのです。
しかし…


 それと 私がもっとも引きこまれ 心を打たれたのが、
物語り 中盤、 エヴァ という少女が…


 あぁ、こうして タイプしている間も、涙が込み上げてきます。

    (人種を超えた)人間の尊厳
    家族の大切さ
 心の絆を 無情にも引き裂く、奴隷制度という 忌まわしき法律。

…私の 心を 揺さぶるのは
今、現代に生きる人々にも 不遇な巡りあわせにより

     家族が
    実の親子が
大切な人を 無下に扱ってしまう 瞬間が ままあるのでは? ということなんです。

 不運な事件、 家族内の確執… 憎み合う親子


 私たち現代人が 忘れてしまい ないがしろにしてしまっている
大切な事を この
アンクルトムの小屋 は
声高に訴えかけ、想い出させてくれるのです。