カズオ・イシグロ氏「忘れられた巨人」の感想 | ねこさん日記&人狼アプリ制作

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…最初は イシグロ氏の 描写の上手さに つい引きこまれてしまい
モンハンをやる時間を割いて 読みふけってましたが…

中盤から終盤は 「あー…」 と その 文学性ゆえの 物足りなさ…
(…つまり ハリウッド映画的な、エンターテイメント的サービス感の
 無さ w で、退屈…)
 やはり文学作品 と いうことで、すべてのモチーフが 暗喩 だと
捉える事もできる その なにを暗示しているのか を 探る
ってのが 楽しみ なんだろうな… しかーし!

モノ好き… な 輩 以外の(つまり 知ったか、カッコつけ の
 文学通です、 を 気取っている輩 ) 以 外 の 、
フツーのヒト に とっては
「なんかつまんなかったね、」 とゆう作品… でしたねー 残念

 ネット上にあった、「迫力にかける…全体として起伏のない平板な…」
とゆうのが的を得てる…


 以下、人物紹介などの 形式をとりつつ 私なり解説…
 ネタばれ 盛り盛り ですので ご注意を!


老夫婦 アクセルとベアトリス

 主人公 に して 語り部。 住んでいたブリトン人の村を出て、息子に会うために
旅に出る。

騎士 ウィスタン
 サクソン人の騎士。じつは雌竜 クエリグを殺すため 旅をしていた。
旅の途中、鬼 に さらわれた少年 エドウィンを その技と知力で 助ける。

老騎士 ガウェイン 
 アーサー王の甥。 アクセルとベアトリスと 旅の途中で出会う。
雌竜 クエリグを殺すのが目的だ、と告げるが じつはクエリグを保護するのが
隠された本当の任務だった けど…
終盤、ウィスタンと衝突し 命を賭けた勝負に!

少年 エドウィン
 雌竜 クエリグに噛まれた傷を持つ。 当初は鬼に噛まれた と人々はおもっていて
鬼に変化してしまうので(ゾンビか!)
その少年を殺そうとするが、 ウィスタンが助け、遠い村へ 落ち延びさせようとする。
しかし クエリグの毒が体に周り? 奇妙な行動… 唄をうたったり、
けもののような行動をしたりする。

 (私が 少し前に書いた、後ろ手に縛られた女の子の絵、ですが あれは
エドウィンの夢の中に出てくる お母さん の 幼い頃 らしい…
ですが、 おかしいんですよ。 「お母さん」を 助けなきゃ、とか
(クエリグが殺されたのち、)「お母さんが行っちゃった、もう会えない」なんて言ってる…
雌竜の子…? なわけない。 そんな描写ないのに… おかしいぞ、イシグロさん。
 (ちなみにその後アップしました、「九章、復讐の女神」 の 絵ですが
 老騎士ガウェインさんが、昔 戦災に遭った村で 家族を殺された女の人
 と出会い 懇願され ともに復讐を果たす とゆうくだりがありまして…
 こんな 復讐の復讐 を 重ねていては いつまでたっても 戦乱の世は
 おわることができない と イシグロさんは 現代の 中東地域の紛争にも
 なぞらえて 語っているのだと おもいます… まぁ ベタですが。)

雌竜 クエリグ
 獰猛、狡猾な竜。その吐く息は 霧となって周辺国を覆い、人々から「記憶」を
奪っていた。 つまり アーサー王の時代の前後、戦で死んでいった人々の 遺族の 憎しみなども
封印していた事となっていたが、作品 終盤で殺され、人々の記憶を奪っていた 「霧」が
なくなり、サクソン人、ブリトン人の憎しみなども 復活し、戦乱の時代が再びやってくる。
 作品中では そこまでいかずに終わるが、のち サクソン人は ブリトン人をほぼ 滅ぼして
しまう。 つまり 「忘れられた巨人」 (…それは 歴史の「意志」のようなもので
ひとつの民族を 滅ぼしてしまうほど 巨大な力をもっているので 「巨人」と暗喩を仕掛けたらしい…)
 でも ぜんぜん ゴジラ や 巨神兵 のような 形として出てこないので
アンチイシグロ派 は 叩いたー のでしょうねw
 アクセル、ベアトリスも 昔の記憶を思い出す。そして ラストを迎える。

ラストについて
 老夫婦は 息子がいる、と 確信した島へ 渡るために 船頭に 船に乗せてもらうよう
頼みます。しかし ここには ひとつの禅問答のような 仕掛けがあり、
運命により 夫婦は 引き裂かれてしまう 可能性に 直面します。
 ラストのラストは この 老夫婦の運命は、離ればなれになるか それとも死がふたりを分かつまで
一緒にいられるか とゆう ギリギリの所で終わっていて、どっちともとれる 終わり方になってますw
どっちだ!? と 叫びたくなりますが、 うーん 私は どちらともとれるなぁ と 思ったんですが
大抵の意見は 離ればなれになったw と いってニヤリとしている… とゆうのが多い。(いじわるー)

…文学作品だからか 自分で考えて。みんなで話し合って みたいな終わり方。
ははは。 笑うしかないw

 おもいの残る点は、 まず 雌竜との戦いを (もう省略省略、ですが)もっと 知恵をしぼって
手に汗にぎる 戦いにしないと ぜんぜん面白くないよ このままじゃあ
年老いて 息も絶え絶えの竜になっていた なので あっさり殺されてしまう…

 いっぽうで 巨人。 ぜんぜん出てこない。 なんか 巨神兵 みたいの出さないと これも
考えるの 面倒くさくなったんでしょうね イシグロさん…

 あと 騎士の立ち居振る舞い。 これも 全然足りないでしょ 描写が。取材してないよね きっと。
アーサー王 に ついても 描写足りない と 思う。 これも 手抜きですね

 読み終わって あの 修道院とか 地下の子どもの骨 とか なんだったんだろう…って
本線に絡んでこない… まぁ 暗喩はいろいろあるんでしょうけど
 ウィスタンが 修道院で 兵隊に囲まれて それを 堀に埋めつくした薪に 火を放つことで
脱出する とゆうくだりが 一番の見せ場…
 あぁ…ブリトン人 の 滅亡 の 暗喩…?


 点数は… 低いんで 書かないでおきます… w
 時間に余裕のない方は 読まなくても 損しません(おい)