「自閉症でごめんなさい、
息子が自閉症でごめんなさい」
 

《光とともに》(ドラマversion)で、光くんのお父さんが言っていた。

怪我をした光くんが病院に運ばてきたシーンで、
パニックになり、暴れる光くんに冷たくあたる先生がいましてね。
 
山口達也さん演じる光くんのお父さんが
必死で謝っているんです。
 
なんで謝るのよ…
暴れて迷惑をかけてしまった事に対してはごめんなさいだけど、自閉症である事を謝る必要なんてないじゃない。
 
だって自閉症は誰のせいでもないんだから。
気持ちはとても分かるので、切なくなりましたが…
 
私は誰かに対して息子が自閉症でごめんなさいと思った事はないけれど、息子に対して思った事は何度もありました。
 
一番大変だった3歳前後、
パニックになり、泣き叫ぶ息子を見ては
「自閉症に生んでしまってごめん」
どうしよう、どう責任を取るべきなのか…
 
そんな事ばかり考えていました。
でもある時気付いたんです。
自閉症である事に責任を取るのではなく
「親」として、息子を育てる事に責任があるのだと。
 
子を持つ親御さんなら、誰しもがそう。
自閉症であっても、そうでなくても
子供を社会人としてきちんと世に送り出す事。
それが私達、親の使命であると。
 
初心に帰っただけ。
たったそれだけの事を気付くのに、
私は随分長い時間を費やしてしまった。
 
だからもう泣いてる時間はないんです。
自閉症でごめんね、ではなく
自閉症だけど、あなたが困らないで良いように精一杯サポートするから。
 
そんなふうに心がけています。
 
 
そして先日、発達外来へ。
2年前に診断された時と同じ先生、同じ部屋。
何も変わってないけど、私達親子は随分変わりました。
 
先生の質問に答えた後は、着席してお絵描きしながら大人しく待ってくれた息子。
部屋から勝手に出て行く事も、もうありません。
 
こんなにゆっくり、先生と話せる日が来るなんてね…
 
今回は、2月に受けた発達検査の結果を元に
来年度からの就学の話をする予定だったのが、
手違いで発達検査の結果が届いておらず…びっくり
 
まぁだいたいの感じでやっぱり支援は必要かな?って事で、先生からは支援学級を勧められました。
 
というか、前々から思っていたのですが、
去年あたりから就学就学、通級通級と
毎回のように言われていたのですが、
こういうのって医師がどうこう言う問題なの?
 
確か教育委員会から通知が来て?
面談をして、とかじゃなかったっけ…
(光とともにを見過ぎなところはお見逃し下さいあせる
 
既に診断がついていて、主治医の意見を元に…
とは言っても、半年に一度ペースで現状を報告するだけなのにな、と。

とりあえず、帰宅後すぐに地域の小学校に電話をする運びとなりました。
 
この続きはまた別に書きたいと思います。
 
 
そして思いの外、発達外来の方が早く終わった為、微妙に時間が出来てしまって…
 
どうしようかと考えた結果、
いつもの皮膚科に寄ってきました。
当然、スケジュール外の事なので最初はテンパってしまった息子でしたが、お気に入りのパンケーキで誘導して(笑)
無事受診完了。
 
 
その後、療育園に到着し、
「PEP3」という、
自閉スペクトラムの子供に特化した発達検査
を受けてきました。
 
これまで何度か受けてきた
「新版K式」より時間も長く内容もなかなか難しかったように思いますが、頑張っていました。
 
結果は後日聞きに行く事になっています…
ドキドキですキョロキョロ
その時の様子なども一緒に書きたいと思いますので、ご興味のある方はぜひまた見に来て下さいニコニコ
 

※いつも応援、リブログありがとうございます!
自閉症を沢山の方に知ってもらえると幸いです。

 


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