2年前の夏…
息子の発達について、いよいよ本格的に悩み始めて、夜な夜なネットで検索しまくっていた私。

昼間は完全に脱力状態チーン
公園で会った、全然知らないおばちゃんに
「もっと育児楽しまなくっちゃ!」
なんて言われてしまう程…

死んだ魚のような目をしていたのでしょうね、きっと。

「笑う」事など、完全に忘れていたあの頃。
あれから2年経ち、息子の障害を受け入れられたかどうかは分かりませんが、

とりあえず今、また普通に笑えるようになりました。
死んだ魚のような目はしていない…
はずです。苦笑

最初に息子の事を発達障害ではないかと疑った時、浮かんだ診断名は『ADHD』
あの頃はまだ自閉症の知識もほとんどなく、自閉の特性に「多動」が入っているという事を知らなかったのです。

今でも衝動性はあるし、お片づけが苦手でしょっちゅう探し物をしているので汗
やっぱりADHDもあるのだと思うのですが、自閉症だとはね…

結局、自閉症って何なん??
て言われると、未だに私もよく分からないのですが…
同じ障害でも、人によって特性も全然違うし…。

先天性の脳機能の障害で〜…
とか、難しい説明分かりませんえー?

簡潔に言うと、息子の場合ですが、
「度を超えたマイペースな人」
とかでしょうか…

普通、人間ていうのは
「周りに合わせて」
生きていくように出来ているものだと思うのです。
だから1歳や2歳でも、集団保育(保育園)が可能なんですね。

ですが自閉症の場合は
「周りがどうしているか」ではなく
「自分がどうしたいか」
という考え方(脳)で動いてしまう人なのかな、と。

だから、集団に入ると浮くのですね。

目が合わないわけでもなく、コミュニケーションが取れないわけでもない。
自閉系の特性としてよく言われる
「強いこだわり」
以前も今も、全くありません。

それでもやはり、自分のやりたいようにやっていては、学校、社会といった集団生活ではやっていけないです。

だから「療育」が必要で。
彼は初めて参加した集団の場でとても分かりやすく浮いた為、公的な療育で「集団行動」というものを学びました。

最初は大変でしたが、回数を重ねる度に少しずつ学習していって。
適正に関わっていく事で、例え自閉症であっても集団に馴染む事が出来るようになってきたのです。

最初の療育の先生には、特に感謝しています…。


自閉症(息子)は、ものすごくマイペースの不思議ちゃんで、応用が効きづらくこれからも困難が多々待ち受けているかと思いますが、

なんとかやっていけるのではないか…
(周りの理解、協力必須)
今では、そう思えるようにもなりました。

とりあえず、思い通りにいかなくてもパニックにならず、急な変更にも徐々に対応出来るようになれれば良いな…
と思います。

世の中、思い通りにいかない事なんて、山程ありますからね…
むしろ思い通りにいく事の方が珍しいのだから。

急な変更も、生活の中でいくらでも出てくる。
その度に人に八つ当たりとか、有り得ないのでね…


まだまだ始まったばかりの長い道のり。
これからも私達親子はゆっくり、歩いて行きます。


今日もお立ち寄り下さり、ありがとうございましたm(_ _)m





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