被災地の方が大変な思いをされている中
個人的な内容で恐縮ですが、
我が息子の障害確定から丸一年が経ちましたので
現在の心境などを綴っておきたいと思います。


…一年前の今日。
息子が自閉症の診断を受けました。

これはもしや…と思い始めてから暫く経った頃だったので、それなりの覚悟はしていったつもりですが
それでもやっぱり…

「自閉症スペクトラムの特性をお持ちになってると思います」
こう言われた瞬間は、頭真っ白。

赤ちゃんがお腹の中にいる時に障害や病気が分かった場合、生まれるまでの間に勉強したりして
それなりの準備をしてはおくけれど、いざ生まれたとなると戸惑う事はあると聞きます。

そんな感じに似てるのかな。


大好きな
「光とともに」
のワンシーンでもあった

「生まれた時に、手と足の指を数えて
5本ずつ、ちゃんとある。
あー良かった、どの親御さんも思う。
それがある日突然、障害を宣告されたら…
その時どんな気持ちになるのだろう」

どんな気持ち…
私の場合、一言で言うなら「絶望」でしたね…

自閉症って…
友達は出来るのだろうか。
習い事とかは?
将来的には、一体どうなるの?

バスの運転手さんになりたいという息子の夢。
バスの運転どころか、普通自動車の運転すら不可能では…

以前、旦那の運転する車の助手席に乗っていた義母が言っていた。
息子が運転する車に乗るのっていいね、と。

私にその気持ちが分かる日は、きっとこないだろうな…と。

あれが出来ない、これも無理かも…
暫くはそんな事ばかり考えていた。
誰とも話したくないし、何でうちの息子だけ…


一年が経過した今でも
まだまだ卑屈になってしまう事もあります。

そんな時は
どのお母さんも、皆泣きながら強くなっていく。
息子が運転出来ないなら、私がすれば良いじゃない。

3歳で分かって良かったじゃない。
(大人になってから診断された人達、
どれ程大変な思いをされてきた事か…)

自閉症だから〇〇が出来ない 
ではなく
自閉症でも〇〇が出来る

そんな風に思うようにしています。
まだまだ迷走中の私達ですが、周りの方々に助けられ希望を頂き、今日の日を迎える事が出来ました。

このブログも息子の成長記録と共に
どなた様かの何かのお役に立てるかもしれない。
そう思って、これからも続けていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。


長くなりましたが、読んで下さりありがとうございました。



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