GW、終わりましたね。




うちはGWも全然関係なくて
渋滞も人混みもとにかく苦手なので
土日祝日は極力出ない普段同様に
このGWもほぼ家にこもりっきりでした。





そんな家にこもってた昨日、家の電話が
鳴りました。
もう今どき家の電話にかかってくるのは
訪問買い取りかセールスくらい。
でも、たまーーーに大事な電話もあったり
するので、居ればつい出てしまう







で、出てみたら…
「○○ちゃん(私の名前)?」て女性の声。
相手は、私の亡き父の腹違いの弟の奥さん
でした。






その人と会ったのは父の葬式の時くらいで、
私はその人たちがどこに住んでるかも電話
番号も知らないくらいで全く付き合いはなく
突然の電話に、何かと思えば用件は墓のこと
だった。







父が亡くなる前、いろいろあってずっとお寺
に預けっぱなしだった祖父(父の父)の遺骨を
納めたいと祖母の頼みで父が墓を建てており
父も亡くなってそこに納骨したのだが





父の死後、その腹違いの弟が私にその墓を
譲ってくれと、面倒見ると言ってきた。



その時、その弟は
自分も墓のことは考えないといかんのだが
墓を建てるのも大変だし(お金の面でね)
自分の父親と兄の墓なら自分もそこに入れる
から、って。



それにお前は嫁に行ってるし、どっちみち
その墓には入らんだろう?と。






25年以上も前、父の死後そんなような事を
言われて、確かにそうだなと思い、
墓のいろんな書類やらなんやらも渡した。
それ以来私はその墓にはノータッチだったん
ですが






今頃になって、
「昔、○○ちゃんに頼まれてから、私たちが
ずっと墓の面倒見て年会費とかも払ってきた
けど、もう私たちも歳とってあんな遠い所
までそう行けんから、もう近くでどうにか
しようかと考えてるんだわ」って。






その墓を今になって必要ないと
私に返すと言ってきた。
しかも、父の弟が頼んできたのに
私が頼んだってことになってる。

それを結構な口調で言われたので、さすがに
私もキレ気味に、「いやいや、それは違う」
と、25年前の父の弟からの話と経緯を
その奥さんに説明して一応納得したようだっ
たが






「じゃあ墓はどうするの?」って。
墓を建てた時に、こういう時のためにうちの
父が永代供養代を払ってあるはずだから
好きにして下さいと伝えた。
「そうなの?じゃあ無くしてもいいのね?
そう管理事務所に言えばいいのね?」と。






実は、このやり取り
数年前にもこの奥さんがこの話で電話をして
きて、私は同じことを以前伝えてたので、
「数年前に電話もらった時に、今と同じこと
を伝えましたよね!?」と言うと、
「え?私電話した?」と話したことすらも
忘れてる








多分、墓じまいとかするのにお金がかかる
とかってよく聞くから、今頃になって
私に押し付けようとしたんだろうけど
正直、お金がかかるってなっても
もう知らないよ、くれって言われてあげたん
だもん。






薄情な娘と言われるかもしれんけど
父のその墓にも納骨以来一度も行ってない。
近ければまだ命日くらいには行ったかも
しれんけど、ホント遠くて車で片道1時間
以上はかかるし、そんなとこまで私は運転
できないし、






墓って、"そこに私はいません~”、て歌も
あったけど、私もそう思ってることもあり
昔から墓参りすることに意味をあまり感じて
いない。






それに、うちには仏壇がある。
25年前、葬儀、納骨の後は仏壇も買わなきゃと、言われるままに買ったけど
それこそ墓と同じく先のことを考えると
今だったら仏壇も絶対買わなかったと思う。






先祖や親への感謝や敬う気持ちはもちろん
あるが、墓参りしなくてもそういう気持ちは
いつも持ってるし、仏壇には手を合わせてる。


位牌かお墓、参るのはどちらかだけで充分
じゃない?と思う。
どちらもなくっても、故人を思う気持ちが
あればそれで充分…って思うけど。






その墓が、問題なく片ずくのか
永代供養代以外にもお金がかかるのか
よく分からないが、もしそんな話が来ても
今頃になって、父のことに払うお金なんて
ないし払う気もない



子供の頃から父のおかげで
お金のことでは散々悲しい思いや苦労をさせ
られてきたから
父には悪いけど、時間もお金も、
今使うなら、もうそれは生きてる自分や大事
な人達のために使いたい。






私は自分が死んだ後に、娘たちにこういう
面倒はかけたくないので、墓も面倒になる
ようなら作らなくていいし、
そういう場所が欲しいなら作ってもいいし
仏壇は処分したい時にはどうすれば良いかも
話してある。







昨日、突然聞かされた墓問題。
数日前から体調が良くなかったこともあり
なんか今日も一日気分も体も重かった(ー_ー;)