一昨日の朝
うちの外の見えない駐車場側の窓から
ニャーニャーと、か細い猫の声がして…




外へ見に行くと、私の車の影から道路に
猫が1匹飛び出し、道路に座って私を見てる。
よく見かける子だったので
しゃがんで「どうした?」と話しかけると
ゆっくり逃げて行きました。






夕方近く、外出して帰ってくると、
またニャーニャーと声が聞こえる。
うちの敷地内で、子供でも産まれてないか?
と言うと、長女が外へ見に行って…

「ママ!子猫がいる!!」と。
見に行くとうちの裏の給湯器の下に
可愛い小さな子猫が2匹いる。




私たちの姿を見ると逃げてしまったが
お母さん猫はいつもうちの周りで見る子。
自分ちで見つけた子猫たち
ほっとく訳にもいかず、散歩途中で知り合っ
た保護猫に詳しい人の家に行き相談したら






すぐ近くの家で、玄関前に猫のシェルター
を作って保護活動してる人がいるからと
教えてくれたので、そこへ話しに行った。
初対面の相手が突然来たにも関わらず
快く対応してくれて、
うちまで捕獲器を持ってきてセッティング
までしてくれた。







その人の活動は保護して讓渡するのではなく
猫を捕まえて、去勢避妊手術をし、
地域猫としてまた外に放す、ということを
この地域で15年もしているそうだ。


6月3日に、避妊手術を予約したから
出来ればそれまでに捕まえて欲しいと(>ω<;)
捕獲器に入れるご飯のやり方やらいろいろ
教わった。






見つけた時は雨だったので、うちの裏庭に
避難しに来てたようだが、
いつもはうちの玄関横の側溝の中を住み家に
していたようで、
見に行くと横穴から時々こうして顔を出す。





餌をあげると、あっという間に無くなる。
余程お腹がすいてたようで、
近所の仲良しの隣の隣のOさんが
「きっと、助けて!って、ケリーさんを
呼んでたのかもしれないね」って。







それから昨日も一日、母猫用には捕獲器を
仕掛けながら、側溝から出ない子猫たちには
餌を上げて、と様子を見てたけど





今日は朝から雨、猫たちが気になり見に行くと、ニャーニャー鳴き声が聞こえる。
側溝には当然雨が流れこんでる。
でもどうしようもできなくて、1度家に入り
少し経ってからまた見に行くと
ちょうど母猫が子猫をくわえて近くに畑に
行こうとしていた。






母猫は、ひっくり返った風呂釜みたいな中に
入ってったが、子猫は畑の囲いの網に
引っかかり動けなくなってる。
子猫を捕まえるチャンスだったんだろうけど
猫を触ったことがない私、どうにも出来ず
パニクってると、子猫は網から落ちて逆方向
へ走って逃げて母猫と離れ離れに







それから声を頼りに探し回ったが見つからず
保護活動の人に電話して状況を説明すると
もう1つ捕獲器を持ってきてくれて
今日は外にもセッティング。


「今ならきっと早いうちに入ると思う」と
言われたが、その言葉どうりに
それから1時間ほどすると、ガチャン!と
外から音がした。






見に行くと、母猫が入ってました!
すぐに連絡し、車で保護活動の人の家まで
届けました。
今日1日、きちんと母猫の面倒を見てくれて
明日の朝、避妊手術に連れてって
夕方にはもう放すからね、と。







これ以上子供を産まないようにと
捕獲できたのは良かったのだろうが
子猫たちと離れ離れになり、その子猫たちも
行方知れずで、私はすごく悪い事をしたよう
な思いになってしまい、

そこのシェルターで保護されてる猫たちの
保護した状況などの話を聞きながら
そんな猫たちの姿を見ながら
どうにもならないいろんな思いが溢れて
どっと涙が出てきてしまった。






明日、母猫が戻ってくるまでに
子猫を見つけられるだろうか。




知ってる人に、子猫見つけたら教えてね!
と声をかけながら、隣の隣のOさんたちと
子猫を探して近所を歩いた。







うちの敷地内で見つけたから、
私がどうにかしなきゃ!するべき、と思い
こうして動いたけれど
結果、母猫は子猫と離れ子猫は行方知れず。






ほおっておいた方が、親子で一緒にいられた
かもしれない。
これでよかったのか?
余計なことをしたのか?
母猫は捕獲出来たものの、悪いことをした
ような気持ちにもなり、ずっと凹んでいる。







子猫も無事に保護出来ればいいんだけど…。