先週のこと。息子が低血糖の痙攣発作を起こしてしまいました。

夜中0時過ぎいきなりで、本当にビックリ…。


今回の痙攣はなかなか治まらず、呼吸もあやしい感じだったので、救急車に連絡。

まずはグルコレスキュー飲ませて、でもやはり痙攣中は上手く飲めなくて。

旦那さんが息子抱っこで頬の内側に塗りながら、血糖測定して(5分後くらい?)56。

私がグルカゴン筋注の用意をしている内に徐々に痙攣は治まりました。


救急車内でも息子の顔色は悪く、意識はぼんやり。

IDDM発覚時に入院していた近くの大学病院に運んでもらい、ブドウ糖を静注、更にブドウ糖入りの点滴をして貰いました。

血糖値の変動のせいか、嘔吐が続いて、ウトウト寝ては吐くの繰り返し。

夜中の3時過ぎで、水分も摂れなかったので、そのまま緊急入院になりました。


モニターをつけ一晩寝て起きたら、吐き気もなくすっかり元気な息子。

嘔吐と血糖値の様子見ということでもう一晩入院し、翌々日退院してきました。


今回は眠前160以上あったのに、なぜ夜中に痙攣するまで下がっちゃったのか…。

夕飯後、私と息子とで一緒にWiiして、運動になっちゃったからか。

お昼ごはんをあまり食べずに、朝の30RのNが夜中にきてしまったのか。

夕飯メニューがオムライスで、ジワジワ血糖値を上げるものが少なく(脂質)、Rの最後の切れ目のところで下がってしまったのか。

サッカーの翌日でインスリンが効きやすかったからか。

たぶんどれがというより、全ての原因が重なってなんだろうけど。

なんにせよ、また痙攣を起こさせてしまったこと、息子に申し訳なく思います。


今回救いだったのは、息子が全く覚えていないこと。

救急車また乗ったんだよ、息子憧れの救急隊員さんが助けてくれたんだよ~と言ったら、「えーそうなの。覚えてなくて残念。」と言ってました。

入院中は以前お世話になった看護師さん達と思いがけずの再会で、「大きくなったね~。お兄さんになったね~。」と可愛がってもらってました。

私も顔見知りの看護師さん達とお話出来て、動揺してた心が落ち着きました…。


その後は反動なのか、ずーっと高め。200~300台続き。

やはり痙攣後は怖くてなかなか強気で打てません。

血糖測定も頻回になっちゃって(特に寝てる時)可哀想だけど、寝ている時、また低血糖になるんじゃないかってほんと怖いです。

でも怖がっていても仕方ない、また普段通りやっていかないと。




退院した翌々日、用事があり銀座方面へ。

昔、働いていた病院に息子と寄ってきました。
のののブログ

屋上庭園にて。よく患者さんとお散歩したところ。息子がお腹にいた頃も。

子どもの健康のことでこんなに悩んだり辛くなったりするなんて、当時思わなかった。

それ以上に息子から、幸せをたくさん貰っているけど…。

やはりこういうことがあると、ドーンと落ち込んじゃいます。

病院内のチャペルにて、もう痙攣が起こりませんように&息子が元気で過ごせますように…とお祈りして帰ってきました。