水の中で息をする 彼女でも彼でもなく
2月の映画がしごの2本目。この日が都合あ良いので前から観に行きたかった今作を目指して映画館に。トークショーがあることは何と書く把握していましたが、今日が先行上映日で、本格上映は3/17とは知りませんでした。間一髪。非常に興味深いドキュメンタリー映画でした。
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牡蠣(かき)の生態を通して環境とジェンダーの未来を描いたドキュメンタリー。
牡蠣は呼吸することで水をろ過し、牡蠣が集まってできた「牡蠣礁」は微生物や甲殻類、小魚たちの住処になることから、近年は環境再生の手段のひとつとして注目を集めている。かつてニューヨークには世界の牡蠣の半分が生息していたが、乱獲によりその数は激減。浄水力を欠いた川や海の水は汚れ、さらに昨今の気候変動による海面上昇が度重なる洪水を引き起こしている。そんな中、ニューヨークでは牡蠣を港に戻す活動が行われている。
本作では、さまざまな団体や人々が牡蠣を通してニューヨーク湾に多様な生態系を取り戻し、湾の侵食を食い止めるために活動している様子を追う。さらに、性別を固定せず繁殖のために性を転換するという牡蠣の特質にも着目。海を浄化し、生きものの居場所をつくり、メスにもオスにもなれる牡蠣を、本作ではクィアと連帯の象徴としてとらえ、フィクションフッテージや歴史映像も取り入れながら、ニューヨークの歴史と未来、そして人類の進むべき道筋を指し示す。
2023年製作/77分/アメリカ
原題または英題:Holding Back the Tide
配給:ブライトフォース・フィルム
劇場公開日:2026年1月31日
映画『水の中で息をする -彼女でも彼でもなく-』予告編










