娘16歳 中国へ単身渡航出発。

ビザの不備で出発カウンターで、出発日にビザとパスポートやら一式もらう展開。

出発2日前から泣くは怒るは不安定。行きたくない、友達と離れたくない、不安、怖いとか言い出してひと暴れありました。

が、出発ゲートにいる娘は友達に見送られ、涙が出ましたが、手を振って出発しました。


上海で海外から集まる留学生とのオリがあり、派遣先に移動します。出発した時から日本語は封印。英語、中国語での生活。派遣先に移動したら、一般の中国人家庭にホームステイし、公立中学に通います。

語学留学でなく、異文化交流が目的。


留学を決めたのは娘自身。派遣先は中国に決まり、今日から約一年、中国人オンリーの中で、唯一の日本人という環境で頑張るでしょう。一応、イタリアからの派遣生が一人います。


最後はひと暴れしましたが、娘からのLINEで


いやーもう私はもうすぐ搭乗です。

この前は言いすぎてごめんなさい

私は怖くて怖くてたまらない。

でも、決めた事はしっかりやってきます私はなにも成績がわるいし取り柄は全くないけど中国に行って向こうの文化を知って日本の文化を伝えて中国の友達沢山作っていろんな人を笑顔にしてきますね。

チャレンジする私は自立する🇨🇳


とLINEが入っていました。何も取り柄のない娘ですが、日本から応援します。


ホームステイ先のご家族にお任せし、私は極力連絡は控えます。娘が来るのを楽しみに待って頂いています。


日本人だから、中国人だからではなく、人と人としての交流を通し、真心や感謝の気持ちを持ち過ごして欲しい。


勉強は多分厳しいので、毎日休まず登校し、授業を受けたらよし。


元気で逞しくなった娘に1年後会える事を願います。


中国は生活環境が異なるのは当たり前。色んな経験をするでしょう。


日本で沢山のお友達、理解ある学校の先生かたや、多くの協力して下さる方々に感謝。


生まれた時から母と子二人で頑張ってきたなぁと思います。

16歳でちょっと早い巣立ちですが、自分の力で中国での一年間を頑張るでしょう。


小さい時からの好きな言葉です。


雨にも負けず


「雨ニモマケズ」


雨にも負けず


風にも負けず


雪にも夏の暑さにも負けぬ


丈夫なからだをもち


慾はなく


決して怒らず


いつも静かに笑っている


一日に玄米四合と


味噌と少しの野菜を食べ


あらゆることを


自分を勘定に入れずに


よく見聞きし分かり


そして忘れず


野原の松の林の陰の


小さな萱ぶきの小屋にいて


東に病気の子供あれば


行って看病してやり


西に疲れた母あれば


行ってその稲の束を負い


南に死にそうな人あれば


行ってこわがらなくてもいいといい


北に喧嘩や訴訟があれば


つまらないからやめろといい


日照りの時は涙を流し


寒さの夏はおろおろ歩き


みんなにでくのぼーと呼ばれ


褒められもせず


苦にもされず


そういうものに


わたしは


なりたい