ジュディが持つ偏見について | 『ズートピア』感想、考察、雑学、豆知識、小ネタ

『ズートピア』感想、考察、雑学、豆知識、小ネタ

ズートピアにはまった人のブログ。

映画を観ての個人的感想、好きなシーン、気付いたこと、考えられる事、まとめ。

《ネタバレ注意》観ていない人は閲覧しないでください。

ジュディが無意識に持つ偏見についての考察。



キツネ除けを腰に携帯する。
{26C8E509-7A1D-4B7B-8D7D-74BBF6B672DB}



ニックを見ただけで悪いことをするのでは?と決めつけて、あとをつける。
{3ED5E2BA-5CFC-49DB-8768-09B43EB2FCF9}




親子がアイスを買いに来ただけだと知って「私ったら…」と考えを改めるが、結局キツネは詐欺師だった。



「やっぱりキツネはこうなんだ…」
と思ったに違いない。



ジュディのキツネに対する偏見は、無意識だが、かなり根深い。






ジュディは無意識に キツネを差別するのは何故か。




それは、ギデオンに対するトラウマがあるから。
{FE3EA779-CF1C-4DC5-9FCB-313BD12C05B5}

「ギデオンがイジワルなだけで、キツネが皆イジワルな訳ではない!」

頭ではわかっているつもりでも、とっさにキツネ除けに手を伸ばしてしまったりする程、本当は心の傷になっているのだろう。




ジュディもまた、種族差別の加害者であると同時に被害者なのだ。






ジュディがニックにかけた酷い言葉

“あなたみたいに努力もしないで、アイスキャンディーを溶かして売ってる詐欺師が偉そうに言わないで!”

“ヘマする私を見れば、自分の惨めな人生を少しは忘れられる?!”

完全にニックの人生が、キツネ的なものだと決めつけている。



そして、ニック自身も過去のトラウマから、キツネらしく生きようと決めて生きてきたので、ジュディの発言を否定はしない。

{AA55E343-9165-4665-8885-B6704168D2A7}