(1)ウクライナ戦争も4年半が過ぎれば膠着し、決着はむずかしい。露プーチン大統領は最近「最終的には当事国同士で解決されねばならない。これが正しいアプローチだ」(報道)と述べている。

 露は一方的にウクライナに軍事侵攻して一部領土を占有しておいて、その後北朝鮮の戦争協力を受けていながら「当事国同士で解決されねばならない」とはよく言うが、露は戦争の長期化で国内経済がガソリン不足、高騰、労働力不足が顕在化しているといわれて、冒頭発言は国内経済も深刻でプーチン大統領も弱気になってきた発言に聞こえる。

 

 (2)イラン戦争の米トランプ大統領はイラン停戦交渉がかみ合わない迷走、逆走もみえて、11月中間選挙も迫ってきて民主党の優勢(報道)も伝えられて苦戦といわれる。共和党は資金力もあり、強い米国を願望する国民性もあり意外や共和党トランプ大統領は選挙には強いのではないか。

 

 (3)中国習近平主席は中国がアラブ連盟との年内サミット開催を約束しながら、この度その本部のあるエジプトを訪問しながらリーダーシップを示せずサミットは話題にもならなかった(しなかった)ようだ。9月下旬には訪米して米中首脳会談に臨むが、こちらも約束したアラブ連盟とのサミットを開催できずに影響力を誇示できないでいる。

 米露中と今世界を動かしている3首脳が厳しい政治状況に直面している。が、それぞれに国内の独裁基盤は盤石で3首脳の立場は揺るぎない。

 

 (4)日本の高市首相が9月に内閣、党役員の改造を実施する。国会も済んで秋の臨時国会を控えさらに来年9月の自民党総裁選を見据えての改造だが、こちらは党内基盤もなく、基盤の固い麻生副総理、鈴木幹事長は留任の意向で積極財政言うなりの片山財務相の3人は続投させる。

 改造といわれても現在と変わり映えがしないで改造の意味、意図が伝わらないマンネリだ。これまでの高市首相らしい一度はやってみたい形式主義といえばらしいが、これで再び国民支持率が上向くかといえば突出した保守色の強い国会運営、審議、政策で国民からはやりすぎ、警戒感も出てきそうだ。高市首相は世界の真ん中で咲き誇る日本を目指すとしているが、世界はG0(ゼロ)時代だ。

 

 (5)米露中日いづれの首脳も閉塞感はあり、G0(ゼロ)時代で印が主導するアフリカ、中南米のグローバル・サウスが第3極を構成する。アフリカ大陸が安定すれば、世界は大きく変わり、成長する。

 先進国の搾取にアフリカはだまっていない(Africa diesn't make no reply)新時代もある。