日に日に… | 70歳母、小細胞肺がんになる

70歳母、小細胞肺がんになる

2015年1月、大好きな母が肺がんになりました。
『小細胞肺癌(縦隔、肺右肺門リンパ節転移、同側肺内転移)上大静脈症候群、低Na血症、進展型に近い限局型』
抗がん剤、放射線治療のち寛解。
再発、転移に怯えながら何気ない日常を大切に過ごしています。

もうすぐ入院して1ヶ月になるんですね…
ずっと更新しないでごめんなさい。

母は抗生剤を続けながら16日土曜日の朝まで主治医も驚くくらいしっかり食事も摂っていましたが少し厳しい状態になってきました

入院当初から痰の吸引は頻繁で今では1日に10回近くでしょうか涙を流しながら頑張って耐えています。鼻から管を通すのですが管が気管になかなか入らなくて時間がかかった時は苦しさのあまり放心状態になってしまいます。

抗生剤を開始した事でまたクロストリジウムディフィシル菌(感染症)を発症し下痢がずっと続いています。かと言って今抗生剤をやめるわけにもいかず治療薬のバンコマイシンを飲みながら様子を見ていますがもう下痢をしている感覚もないようです。

オプソの回数も増えています。
栄養状態も悪くアルブミン数値が極端に低いせいか手や腕がかなり浮腫んできました。
気持ち良さそうに寝てるかなと思っていると急に「苦しい…苦しい…」と…
そうなるとSpO2もみるみる下がっていきます。
どこか苦しい?って聞くと「全体が…」って…
酸素を上げてナースコールをしてオプソを持って来て貰うんだけど看護師さんが「苦しい?痛い?」って聞くと「大丈夫です…」って^^;

歩けなくなると困ると言う思いがあるのか足を動かしたいようで常に足の指を動かしているので主治医に頼んで寝たままで無理なく気持ちいい程度に足や腕を動かして貰えるようにまたリハビリをお願いしました。
まだちゃんと動くんだ、まだちゃんと生きているんだと言う実感が持て少し安心するんじゃないかなと…

話しかければしっかり会話出来ますが意味不明な事を言う時も多々あります。
自分から喋りかけることはほとんどありませんが時折目を開けて私や父がいるか確認しています。
寂しがり屋なので帰る時が1番後ろ髪を引かれます。「帰るね、明日また朝早く来るからね」って言うと「もう帰るぅ?嫌、嫌…寂しい…不安だからいて…」って…
9月12日、お粥130g完食後の母です↓↓
10月18日は母の誕生日。
何が欲しい?って聞いたら「お金」って即答(笑)
16日の昼からピタリと食事が摂れなくなりました。今まで食べれていたのが不思議なくらいではありましたが…
もう苦しい思いはさせたくないけど
1日でも長く生きていて欲しい…母のパンパンになった手を擦りながら奇跡を願うばかりです。