今日(2019年7月28日)、近くの公民館で「映画 子ども食堂にて」の上映されていたので観てきました。
この中で描かれていたのは、
両親の虐待から、子どもシェルターに入っていた主人公。
そんな主人公が子ども食堂を通して、同じ境遇の子どもたちと向き合い、自分に何ができるか?と問う内容でした。
その中で気づかされた言葉は
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「将来、子どもを産むのが怖い。親と同じことを子どもにしてしまいそうで。」
「親だって、子どものことは大事に思ってるけど、私たちもいっぱいいっぱいなんだよ。」
「子どもとの遊び方が分からないんです。私自身が遊んでもらったことがないので。」
「一人でできることはちっぽけ。でも、みんなで協力すればできることもたくさん。」
「継続することが大切。そして、いつかまた自分に問いかけるの。私は何がしたいの?って。」
「子どもを保護するとき、子どもはお母さんから離れようとしないんです。それでも、連れて行かないといけない。子どもを守るためですから。」
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僕が出会ってきたシングルマザーのお母さんや、その方達と多く交流してる方のお話をきいたこと…。
半年間子ども食堂でお手伝いをして感じたこと…。
ほんとこのセリフに集約されていました。
親達は決して子どもが憎いわけではないし、叩きたいわけでもないし、怒鳴りたいわけでもない。本当は笑顔で抱きしめてあげたり、遊んであげたりしたいんです。
でも、自分自身のことでいっぱいいっぱいになっちゃって、どうしたらいいか分からず手を上げてしまう。
こんな方ばかりではないとは思いますが、僕が出会って話を聞いた方達はこんな思いをもってる方でした。
そして、そんな親達は昔自分自身も虐待を経験をしている方が多い。いわゆる、機能不全家族が連鎖している状態です。
ほんと悲しすぎる連鎖です。
この映画には、児童相談所の方達にもスポットが当てられています。
僕自身も子ども食堂でお手伝いをしてて、食堂に来てる時は笑顔で楽しく過ごせても、外に出たら苦しい表情してたり、家出して保護されたり…僕達がやってることって意味あるんかな?って悩んでました。
すると
映画の中では、子ども食堂の職員と児童相談所の職員が連携を取られてました。
これを観て、子ども食堂の役割って、子どもを見守ること。なんだなって思いました。そして、継続して子ども達の居場所であり続けること。これが大切なんだって。
子どもを守るのは地域全体の役目で役割分担をしっかりできるシステムが大切なんだと。
今の僕にとって気付く物が多い映画でした。そして、この分野のことを僕は知らなさすぎる。って痛感しました。
まずは、機能不全家族のことから学びたいと思います。