休みの日はだいたい、スタバで本を読んでるけんたろーです。


今日は前々から気になってた梶原和啓さんの「モチベーション革命」を読んでいました。



まだ、始めしか読んでませんが、すごく面白かったので紹介します。


まず、時代によって人の欲してるものや大事にしていることが違うことが書かれています。


上の世代の方が若い頃、どういったものに幸せを感じモチベーションとしていたのか…

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(モチベーション革命本文より)

お金を稼ぎたい、広い家を建てたい、いいクルマを買いたい、きれいな女性を抱きたい。欲望への飢餓感と上昇志向と共に成り上がってきました。


ないものを、いかに埋めるか。それが最大のモチベーションだったのです。

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これを見た時に、僕自身はあまり当てはまらなかったんですよね。


もちろん、お金は稼ぎたいけれど、決してお金稼ぎが目的にないこと。(自分がしたいことのためや、身近で困っている人を助けるためのお金は欲しい。)家は広くなくていいし、豪華じゃなくていい。別にクルマにあまり興味ない。きれいな女性より、心を許せる女性のほうがいい。などなど…何か違うんですよね。


では、今の30代以下の価値観や思考はどうなのか?

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(モチベーション革命本文より)

そんな時代を知らない30代以下の「乾けない世代」にとって、最も犠牲にしたくないものが「自分の時間」です。出世のために、付き合いの飲み会に無理やり連れて行かれるぐらいなら、出世なんてしなくていいから、家に帰って家族と温かいご飯が食べたい。気を許せる友人たちと楽しく過ごしたい。趣味の時間を充実させたい。仕事が絶対ではなく、仕事と並列に、家族と自分の時間を大切にしたい。

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僕は今29歳でギリギリですが、ほんとこれに共感するんですよね。僕が大切にしたいと思っているのは、人との繋がりや関係。「家族」「友人」「仲間」との時間を大切にしたいと思っているんです。


そのために仕事をするし、困ってる時に助けたいからお金も稼ぎたいって思っています。


モチベーション革命に紹介されてる5つの幸福の中で「良好な人間関係」や「意味合い」が僕にとって大切なことがわかりました。


※上の世代で多いのは「達成」「快楽」だそうです。


だからと言って、「達成」「快楽」の欲がないかと言ったらそうではないですが、優先順位が低い。ってことです。


この原因は時代の違いだと書かれています。


団塊の世代の方々は今の日本を作ってきた方々です。何もない状態から、日々努力し、一つ一つ成し遂げてきた方々です。そして、30代以下の方々は、その上で何でもある状態から生を受けています。頑張らなくても、身近に何でも手に入る時代です。


そんな時代の変化がモチベーションの変化に繋がっている。


けれど…

決して忘れてはいけないのは、今から生を受けてる人は、上の世代の方々が作ってきた世界に住んでいる。ということです。


上の世代の方々がいなければ、今の日本はないんです。感謝しないといけないなってこの本を読んで感じました。


その上で、自分のモチベーションを大切に生きていきたいと思います。


読んで頂きありがとうございました。






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